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それぞれの後編
第13章 サディスティック・マリッジ〜第八章・冬〜【これからもずっと】
あはは…と渇いた笑いを返す愛里咲。
佐藤の隣で根岸も苦笑いを浮かべていた。
「根岸さんは大丈夫ですか?」
「私は1時前には引き上げたから。てか、愛里咲! 私もう根岸じゃないから」
根岸に言われ、愛里咲はハッとした。
「あ、佐藤さんですね」
「ん?」
振り向く佐藤。
「ややこしい! 芽衣でいいよ」
「芽衣…さん……」
「そ!」
根岸…改め…芽衣は、愛里咲にVサインを返した。
「琉くんは?」
「爆睡中です」
部屋の中を覗き込み、佐藤と芽衣が顔を見合わせて笑う。
「んじゃ、3人で朝食バイキングに行きますか!」
「はい! あ、すぐ追いかけるので、先に行ってて下さい」
愛里咲は一旦部屋の中に戻り、ベッドで今だ爆睡中の琉に声を掛ける。
「琉ちゃんっ、朝食バイキング行っちゃうよ?」
琉の身体を揺すってみるが、起きる気配は全くない。
愛里咲は軽く身支度を整えると、慌てて佐藤と芽衣の後を追った。
佐藤の隣で根岸も苦笑いを浮かべていた。
「根岸さんは大丈夫ですか?」
「私は1時前には引き上げたから。てか、愛里咲! 私もう根岸じゃないから」
根岸に言われ、愛里咲はハッとした。
「あ、佐藤さんですね」
「ん?」
振り向く佐藤。
「ややこしい! 芽衣でいいよ」
「芽衣…さん……」
「そ!」
根岸…改め…芽衣は、愛里咲にVサインを返した。
「琉くんは?」
「爆睡中です」
部屋の中を覗き込み、佐藤と芽衣が顔を見合わせて笑う。
「んじゃ、3人で朝食バイキングに行きますか!」
「はい! あ、すぐ追いかけるので、先に行ってて下さい」
愛里咲は一旦部屋の中に戻り、ベッドで今だ爆睡中の琉に声を掛ける。
「琉ちゃんっ、朝食バイキング行っちゃうよ?」
琉の身体を揺すってみるが、起きる気配は全くない。
愛里咲は軽く身支度を整えると、慌てて佐藤と芽衣の後を追った。