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それぞれの後編
第13章 サディスティック・マリッジ〜第八章・冬〜【これからもずっと】
「おー、シューティングゲーム!」
無事合流した9人。
日も暮れ始め、出口へと向かっていた。
その途中にあったゲームエリア。
シューティングゲームを見つけた佐藤が足を止めた。
「琉先輩、対決しませんか?」
飯村が琉に挑戦的な視線を向ける。
「……お前、いい加減ウザかったからな。思い知らせてやるよ」
琉が口端を上げて笑う。
「俺だって負けねぇからなぁ‼︎ 」
佐藤が2人の肩を叩き、男3人はシューティングゲームを始めてしまった。
芽衣と顔を見合わせ、愛里咲はクスクスと笑う。
そこへ摩美がヒョコっと顔を覗かせた。
「愛里咲さん、今日はネックレスしてないですか?」
「してるよ?」
愛里咲は首元からネックレスを取り出して見せた。
「それ、作ってる時の琉先輩の顔…すごい幸せそうだった」
摩美は一呼吸おくと、愛里咲に向き直りニッコリと微笑んだ。
「悔しいから、2人の間に入り込んでやろうと告白したんです」
無事合流した9人。
日も暮れ始め、出口へと向かっていた。
その途中にあったゲームエリア。
シューティングゲームを見つけた佐藤が足を止めた。
「琉先輩、対決しませんか?」
飯村が琉に挑戦的な視線を向ける。
「……お前、いい加減ウザかったからな。思い知らせてやるよ」
琉が口端を上げて笑う。
「俺だって負けねぇからなぁ‼︎ 」
佐藤が2人の肩を叩き、男3人はシューティングゲームを始めてしまった。
芽衣と顔を見合わせ、愛里咲はクスクスと笑う。
そこへ摩美がヒョコっと顔を覗かせた。
「愛里咲さん、今日はネックレスしてないですか?」
「してるよ?」
愛里咲は首元からネックレスを取り出して見せた。
「それ、作ってる時の琉先輩の顔…すごい幸せそうだった」
摩美は一呼吸おくと、愛里咲に向き直りニッコリと微笑んだ。
「悔しいから、2人の間に入り込んでやろうと告白したんです」