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それぞれの後編
第21章 青天の霹靂
悔しい‼︎
だけど、本当にもうイキそうだったなんて……恥ずかしくて言えない。
唇を噛み締めれば、また涙がポロポロと零れ落ちた。
潰れた唇に、琉ちゃんの指がそっと触れる。
「愛里咲の唇、柔らかいよな。いつもはピンク色なのに、コーフンすると赤く染まってエロイ」
「─────…っ‼︎ 」
優しく撫でられて、きっと今、琉ちゃんが言うように私の唇は赤く染まってる。
「すげー美味そう」
そんな甘い言葉を紡ぐ琉ちゃんの唇も、赤く熟れて美味しそうだよ。
キスしたくなるような……淫らな心を煽られるような……薄くて引き締まった彼の唇が、ゆっくり、ゆっくりと近付いてくる。
撫でるように優しく、ゆっくりと。唇に、琉ちゃんの舌のざらつきと熱を感じる。
無意識に。ううん、本能的に。唇がゆっくりと開いてしまう。
口内に琉ちゃんの熱を感じてしまえば、もう頭も身体も蕩けて……されるがまま。
押したり引いたり、駆け引き上手な琉ちゃんの舌に翻弄されて、応えるように、求めるように、必死に舌を絡める。
私の気持ち良さも、その先を求める気持ちも、繋がったままの下半身から伝わってるよね?
なのに、なんで?
離れた唇は、離れることを惜しむかのように銀色の糸で繋がる。
それがぷつりと途切れ、琉ちゃんの唇は私の首筋に何度も軽くキスしながら胸へと下がっていった。
「何でここ、勃たせたままなの?」
膨らみの天辺で期待に身を硬くするそれを、琉ちゃんの舌がピンッと強く弾く。
それにすら、甘い声を出して反応してしまう自分が恥ずかしい。
「意地悪っ…あっ、やだ……噛んだら、痛いよぉ」
「嘘だ。中、すげー締め付けてくる。気持ちいいんだろ?」
「ばっ、バカ…っ……んンッ」
気持ちいい……
甘く噛まれたり、舌で転がされたり、熱い熱い琉ちゃんの口内に含まれれば身体が快感に震えてしまう。
だけど、本当にもうイキそうだったなんて……恥ずかしくて言えない。
唇を噛み締めれば、また涙がポロポロと零れ落ちた。
潰れた唇に、琉ちゃんの指がそっと触れる。
「愛里咲の唇、柔らかいよな。いつもはピンク色なのに、コーフンすると赤く染まってエロイ」
「─────…っ‼︎ 」
優しく撫でられて、きっと今、琉ちゃんが言うように私の唇は赤く染まってる。
「すげー美味そう」
そんな甘い言葉を紡ぐ琉ちゃんの唇も、赤く熟れて美味しそうだよ。
キスしたくなるような……淫らな心を煽られるような……薄くて引き締まった彼の唇が、ゆっくり、ゆっくりと近付いてくる。
撫でるように優しく、ゆっくりと。唇に、琉ちゃんの舌のざらつきと熱を感じる。
無意識に。ううん、本能的に。唇がゆっくりと開いてしまう。
口内に琉ちゃんの熱を感じてしまえば、もう頭も身体も蕩けて……されるがまま。
押したり引いたり、駆け引き上手な琉ちゃんの舌に翻弄されて、応えるように、求めるように、必死に舌を絡める。
私の気持ち良さも、その先を求める気持ちも、繋がったままの下半身から伝わってるよね?
なのに、なんで?
離れた唇は、離れることを惜しむかのように銀色の糸で繋がる。
それがぷつりと途切れ、琉ちゃんの唇は私の首筋に何度も軽くキスしながら胸へと下がっていった。
「何でここ、勃たせたままなの?」
膨らみの天辺で期待に身を硬くするそれを、琉ちゃんの舌がピンッと強く弾く。
それにすら、甘い声を出して反応してしまう自分が恥ずかしい。
「意地悪っ…あっ、やだ……噛んだら、痛いよぉ」
「嘘だ。中、すげー締め付けてくる。気持ちいいんだろ?」
「ばっ、バカ…っ……んンッ」
気持ちいい……
甘く噛まれたり、舌で転がされたり、熱い熱い琉ちゃんの口内に含まれれば身体が快感に震えてしまう。