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それぞれの後編
第5章 硝子の初恋〜第二章〜【8回目ののクリスマス】
ゴクゴク
まるで風呂上がりの一杯を飲むかのように、高臣の喉が大きく鳴る。

「眞斗、シャンパンの飲み方間違ってる」

高臣らしからぬその行動に、まゆなはクスクスと笑った。


「…緊張してんだよ」
ボソっと呟く高臣。

その声はまゆなの耳には届かず、まゆなは首を傾げた。

「何? 聞こえなかった」

まゆなが高臣に身体を寄せれば、高臣はビクッと身体を強張らせる。

「……変な眞斗!」

まゆなはサッと身体を正し、またご馳走へと手を伸ばした。


その隣では、高臣が手酌でシャンパンを注ぎ、突き出た喉仏を大きく上下させてシャンパンを一気に流し込んでいる。

「眞斗! 食べないでそんな飲み方したら身体に良くない!」

横目で見ていたまゆなは、高臣のシャンパングラスを取り上げて立ち上がった。

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