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それぞれの後編
第5章 硝子の初恋〜第二章〜【8回目ののクリスマス】
「まゆ‼︎ 」
勢い良く立ち上がった高臣は、まゆなの手からグラスを受け取り、テーブルへと置いた。
まゆなの手を引き、また2人がソファーに座り直す。
「何? なんか変だよ、眞斗…」
緊張した面持ち。お酒に強い筈の高臣が顔を赤く染めている。
まゆなもつられて、顔を赤らめて俯いた。
「……まゆ……」
高臣の手がそっと伸ばされ、まゆなの手を取る。
「眞斗……?」
「……っ…」
高臣の顔がかぁぁっと真っ赤に染まる。
「一旦休戦‼︎ 」
そう言うと、高臣は並々と注がれたシャンパンを一気に飲み干した。
「はぁー…っヤバイ…一気に廻ってきた……」
空になったグラスを置いた高臣は、背もたれに頭を乗せてソファーに沈み込んだ。
「もーっ‼︎ 当たり前だよ。何か食べたら?」
そう言ってご馳走に手を伸ばしたまゆなの身体を、高臣が後ろから抱き締めた。
勢い良く立ち上がった高臣は、まゆなの手からグラスを受け取り、テーブルへと置いた。
まゆなの手を引き、また2人がソファーに座り直す。
「何? なんか変だよ、眞斗…」
緊張した面持ち。お酒に強い筈の高臣が顔を赤く染めている。
まゆなもつられて、顔を赤らめて俯いた。
「……まゆ……」
高臣の手がそっと伸ばされ、まゆなの手を取る。
「眞斗……?」
「……っ…」
高臣の顔がかぁぁっと真っ赤に染まる。
「一旦休戦‼︎ 」
そう言うと、高臣は並々と注がれたシャンパンを一気に飲み干した。
「はぁー…っヤバイ…一気に廻ってきた……」
空になったグラスを置いた高臣は、背もたれに頭を乗せてソファーに沈み込んだ。
「もーっ‼︎ 当たり前だよ。何か食べたら?」
そう言ってご馳走に手を伸ばしたまゆなの身体を、高臣が後ろから抱き締めた。