この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
それぞれの後編
第6章 サディスティック・マリッジ〜第一章・春〜【新入社員】
「森永さん、これ50部コピーとってまとめて、午後一までに会議室に並べて置いて」

年配女子社員の木村が摩美のデスクに資料を置いた。

「まだ個人票の記載が終わらないので無理です」

摩美は笑顔でそう言うと、木村に資料を突き返す。

「そんなの後でいいでしょ‼︎ ていうか、そんなものの記入に何時間掛けてんの⁉︎」

入社式後に新入社員に配られた個人票。
かれこれ2時間前の話だ。

「たったの2時間ですけど? ていうか、やっちゃわないと気持ち悪いんで〜」

「はぁ⁈ 新人のくせに生意気‼︎」

平然と言い返す摩美に、普段は穏やかな木村も苛立ちを隠せないようだ。

「あ、新人いびりですか? 誰に訴えればいいのかなぁ」

「ちょっ……」

「あのっ、コピー50部ですよね? 会議室のコピー機借りてやってきます」

見兼ねた愛里咲が木村に手を差し出す。
木村は摩美をギロリと睨んだ後、お願いね…と愛里咲に資料を渡した。

/440ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ