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完全リモート調教
第2章 繭子調教
「はい分かりました、幾つか質問が有るんですがいいですか?」


「大分素直になったみたいだな、良い心掛けだ、質問は何だ」


「お風呂は入れますか?」


「完全防水だから問題無い」


「トイレはどうすればいいですか?」


「小便がしたくなったらこの電話に連絡して来い、常にお前は私の管理下にある事を忘れるな、何時もスマホで自分を映し続け家では充電して切らすな、夜は貞操帯から延びてるプラグで充電しておけ」


「はい分かりました、素直ないい子で居ますから瞳には何もしないで下さい、それから私にもこれ以上酷い事はしないで下さい」

と涙ながらに訴えます。


私は大学では理工系に進みましたが、教養で取った『心理学』で教授と仲良くなり『マインドコントロール』についてもかなり学びました。


人は絶望的な状況に晒されるとその状況を作った人間を憎み抵抗するのでは無く『従属』するようになります。
正に繭子は今この状況になろうとしています、完成にはもう一押しです、完成すると繭子は私に気に入られようと自分から性的快楽を求め、お仕置きも自分からするようになります。


「それじゃあ大分素直になったみたいだから、カメラから外れない範囲で普段通り生活して良いぞ」


繭子は暫くぼーっとして居ましたがこの環境の激変に疲れた様子でウツラウツラし始めます、つくづく女、特に母親は逞しいなと思います。


しかしここで私の悪戯心が頭を擡げます。


「あのお~済みません」と大きな声で呼び掛けて来ます。


意地悪く暫く気がつかないふりをしていると繭子は涙声でヒステリックに

「何で返事をしてくれないの、もう漏れちゃう」と叫んでいます。


「どうした、もう寝てしまったみたいだから用がないと思って居たんだが」
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