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少し愛して
第11章  秘密③

そんな会話をして二人は歩き出した。
岩崎が千佳に話しかけてきた。

「お昼はどうする?」
「そうね、マックでも買っていく?」

「それがいいね。そうしよう」
「じゃ、マックに行かなくちゃ」

二人はそう言うと駅の近くにあるマックに行った。

「何食べる?」
「そうね、ダブルチーズバーガーのセットがいいな」

「じゃ、僕も同じのにしようかな」

そう話すと二人は同じものを頼み支払いは岩崎がしてくれた。
岩崎のマンションは駅から本当に近かった。

5階建てのビルの5階部分に住んでいた。
マンションのエントランスを入りエレベーターに乗り5階で降りた。

503が岩崎の部屋だった。
ドアのカギを開けて部屋に千佳を招き入れた。

「さ、入って」
「うん、ありがとう」

部屋は広いワンルームだった。
そこにセミダブルのベッドとテレビとパソコンにソファーにローテーブルが置いてあった。

部屋は綺麗に整理整頓されていた。
部屋の窓は大きくて5階から見る景色は綺麗だった。

千佳は話始める。

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