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ひだまりのねこ
第11章 嫌い②
(1)
またまた月日は流れてクロちゃんは7歳になっていた。
人間の年齢にすると44歳くらいである。
脂ののった大人の猫になっていた。
7歳になっても甘えん坊は変らなかった。
夜、優佳がベッドで寝ている時など「スタ!」っとベッドの上に乗ってきては一緒に眠るのである。
そんなある日の事。
クロちゃんがベッドに上がってきた。
何気に優佳の顔にお尻を向けたのである。
肛門の横に赤い穴が空いているのに優佳は気づいた。
「えー!クロちゃんそのキズはなに?」
優佳はとても驚いてしまった。
クロちゃんを捕まえて改めてお尻を見てみた。
すると、どうだろう。
肛門の横に赤い血がついて丸く穴が空いているではないか。
どこでケガをしてきたのだろうか。
と、優佳は思っていた。
またまた、動物病院行きになってしまった。
洗濯ネットに入れられ、キャリーケースに詰め込まれて「ギャーギャー」と鳴きわめくクロちゃん。
それをよそに病院へ向かう優佳。
奥津先生にクロちゃんを診てもたった。
またまた月日は流れてクロちゃんは7歳になっていた。
人間の年齢にすると44歳くらいである。
脂ののった大人の猫になっていた。
7歳になっても甘えん坊は変らなかった。
夜、優佳がベッドで寝ている時など「スタ!」っとベッドの上に乗ってきては一緒に眠るのである。
そんなある日の事。
クロちゃんがベッドに上がってきた。
何気に優佳の顔にお尻を向けたのである。
肛門の横に赤い穴が空いているのに優佳は気づいた。
「えー!クロちゃんそのキズはなに?」
優佳はとても驚いてしまった。
クロちゃんを捕まえて改めてお尻を見てみた。
すると、どうだろう。
肛門の横に赤い血がついて丸く穴が空いているではないか。
どこでケガをしてきたのだろうか。
と、優佳は思っていた。
またまた、動物病院行きになってしまった。
洗濯ネットに入れられ、キャリーケースに詰め込まれて「ギャーギャー」と鳴きわめくクロちゃん。
それをよそに病院へ向かう優佳。
奥津先生にクロちゃんを診てもたった。