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夫婦で妊活旅行に行く話
第1章 うちもそろそろ……*

ズルッと…透真がソファの上で…
体勢を崩したままで
折角のイケメンが台無しな
鳩が豆鉄砲を食ったような顔をして
目をぱちぱちと瞬かせていて

「ちょ…それ…、マ?
ののか、それ、本気で言ってる?」

「何で、そう言うのッ?
元はと言えばさ、ずっと子供が
欲しい欲しいって言ってたの、そっちじゃんかっ」

「いや…、それはそうなんだけどさ。
もう、俺がそう言って、ののかに
断わられるのって、お約束って言うか…さ…。
お断りされ慣れしちゃってたからさ。俺も…」

今まで透真からの子作りしたいアピールを

私がずっと断って来たから

旦那さんの方もお断りされ慣れしてしまった様で

こっちとしては旦那さんの…あの残念そうな

寂しそうな顔をずっと…見続けるのは…

何と言うか…申し訳ないと言うか…な感じがしてて

心苦しかった…と言うのもあるし

結婚しました~!ってなった翌月とかに

妊娠しました~!ってなるのは…ちょっとなぁって

思ったりする所もあったし…ね…?

まぁもう半年なるんだし…出来ちゃっても…良いかって

思える様になって来たって言うのもあるんだけどね?


「でも…後から、
やっぱり子作り止めるとかって言わない?」

おいでとソファの上から
透真がこっちに手を伸ばして来て
その手をののかが取ると

ソファの上に座って居る透真の
膝の上に乗る様に促される

それに従う様にして促されるままに
透真の膝の上にののかが収まった

「流石に、私だって。透真をそんな風に
喜ばせて置おいて、そんな事しないってッ」

「じゃあ…する?」

そう…含みがある感じで透真がこっちに聞いて来て

透真のその含みのある感じの問いにののかが頷いた

「ののか…」

透真の顔が近付いて来て

伏し目がちになっている透真のキス顔は…
何とも言えない感じに
イケメンだなって思ってしまうから

この…大学時代 結構派手に
無双をしてた この旦那さんが…
どうして…私と付き合う気になって
どうして…私と結婚する気になったのか…

とりたてて 凄い美人って訳でもないし…

かと言ってとりたててスタイルが

モデル並みでもなければ

グラビアアイドル並みでも無い…私を

大学のミスコン優勝者と付き合ったりしてた旦那さんが

選んだんだろう?って…自分でも疑問でしかないんだけど



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