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ダンシング・クィーン
第11章 康子

康子の許に 毎日の様に栄治からラインが届き 
どこかで心待ちにする様に 成り始め 

週二回の2時の日は 栄治とお茶を飲み 楽しく笑い 
何時位だろこんなに笑ったのと 心がときめいていた 

栄治がそんな笑顔を カメラに収め 
康子さん綺麗ですねと言われ 顔を赤らめ 
・・・もうおばあちゃん・・・と言うと 
康子さんと最初お会いした時から綺麗と思ってと
栄治が俯きながら 呟いた

その言葉に康子の心が騒めき 
否定したい心と 受入れたい心に 揺れ動く

・・・・泰三の許へ・・・  

・・康子の笑顔の写真が送られてきた 
  楽しそうな笑顔は 昔の笑顔そのままだった・・

付き合い始めて 待ち合わせた場所で泰三が近寄った時 
二人の食事の時 康子が笑った時の顔がそこに合った 
どれぐらいだろう 妻の楽しそうな笑顔を見なく成って 
そこには嬉しそうに微笑む妻がいて 心が少し騒めく

月曜 

栄治とお茶をして 何時の間にか4時を指したとき 
栄治が時計を見て慌てて飛び出して行った 
暫くするとラインが入り

・・・・コーヒーのお・・・・
 で切れた文章だった

夜遅くラインが入った 携帯をトイレに持ち込み開くと 
今日は少し慌てて済みません 今度会った時 
コーヒーの代金払いますと 丁寧に書かれ
おやすみなさいと書かれていた

泰三は帰宅して 妻を見る 最近は携帯を持ち歩き 
時折嬉しそうに文面を見ていて 声を掛けると
友達からと 部屋に入って行く後ろ姿に
軽い嫉妬と焦燥感に襲われていた

二日ほど経ったころ 夫が康子に
この間連れて来た 若いの覚えてる?と聞かれ 頷くと 

何か奴 月曜の取引先とのアポ 遅れたらしいんだ 
取引先時間に厳しい会社だから
取引が駄目になったらしい 
あいつ会社で凄く絞られたみたいだ 

笑いながら康子に言ってきた

康子は気に成るが 栄治からはそのことで 
何も言ってこなかった 
栄治は相変わらず 普段の事と 今読んでいる本の話と 
できればお昼はと誘われ
翌週 お昼に合う約束をした  

・・・・泰三の許へ・・・

・・康子と 翌週食事をする約束をした・・・・

 ラインが入った
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