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未熟の淫情
第3章 童貞真偽
「では、次はタケルさんの物を診てイキましょうか」
テンポよく、美紀が指示すると…奈央が横にスライドし、タケルの前へと立ちはだかる…
「フフッ…その様子ですと…タケルさんはかなり緊張してらっしゃるみたいですね」
極度の緊張からか…起ち上がったタケルの股間は盛り上がることなく、スンとしていた…
半勃ちだったモノは急激に萎縮し、平常時まで成り下がっている…
「気になさらなくて結構ですよ…こういった状況ですと…
ナイーブな男性は、勃たなくなってしまうこともよくありますので…」
美紀は男の性事情まで熟知しているのだろう…
「じゃあ、失礼しますね…」
奈央の手がズボンに掛かり、引き下げようとすると…
「あ、あの…ちょ、ちょっと待って下さい!」
トラウマが甦り、タケルは慌てて、パンツの中に手を突っ込んでいた…
その仕草を見て、奈央は直にピンッときたのだろう…
「アラッ…タケルさんって、皮被りなんですか?」
「…」
ズバリ言い当てられると、タケルは微動だに出来なくなる…
「別に、先に剥いておかなくても宜しいですよ…
私共としては、平常時の皮の被ってる状態も確認しておきたいので…」
こうして美紀がタケルに有無を言わさず、奈央にパンツが手早く引き下げられていた…
「タケルさん、コレは仮性包茎なんですか?」
美紀の前に姿を魅せたタケルのモノは、朝顔の蕾の様に小さく縮こまり、
頭をスッポリと包み隠している…
「…は、はい…勿論…た、勃った時にはちゃんと…」
「でしたら、気にする必要ありませんよ…
実際の処、勃起していない時の男性は皮が被っている方が多い様ですし…
ちゃんと清潔にしていれば問題ありませんから…」
恥じるタケルを安心させようと、美紀は優しく言い聞かせていた…
「…じ、実は…こうして剥けてないコトもコンプレックスで
今までセックスに踏み切れなかったんだと思います…」
美紀の気遣いが男の悩みを打ち明けさせる…
「タケルさん、仮性包茎の場合は男性が気にしている程、女性は気にしていないんです…
寧ろ、剥けていない方は性格が優しくて、子供の様に可愛らしく見えますし、
皮を剥いて弄ぶのが好きな包茎好きの方も結構いらっしゃいますから…」
美紀の教えはトラウマを払拭していく様に、ムクムクとタケルを勃ち直らせていた…