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Love triangle +1
第4章 背徳の戯れ
「俺を選んだら、すぐにイカせてやる」
礼音の誘惑に真理愛が傾きそうになれば、すかさずそれに異を唱える人物がいた。
「真理愛さっきからイキたくてイキたくて堪らないんだから、うんって言わざるを得ないだろ。姑息な手を使ってくんなよ」
弟の批判に礼音は微かに口元を上げ、それから言い直しを図る。
「利音にするか?」
「レオも、リオも、えらばない」
熱い吐息を放ちながら、それでもきっぱりと真理愛は言い切る。
「塁が、いるから」
「結婚しないんじゃなかったのか?」
「結婚は、しない。今は。今すぐは」
予想外の真理愛の言葉に、礼音は眉を顰める。
「今すぐはしないから、とりあえずはイカせろって事か?それじゃ話が違うだろ」
冷たく却下しようとしたのだが、下半身に触れてきたものに不意を突かれ、礼音は息を呑む。
「レオとリオが先にしてきたんでしょ。最後までちゃんと、責任とって」
ズボンの上から男根を包み込む手に、さしもの彼も平然とはしていられない。
ほぼ全裸と変わらない女が、先程からずっと側にいる。
自分達でそうしたに他ならないが、それで興奮しない男はいなかった。
行き場のない欲を宿したまま屹立していた陰茎をその女自身に掴まれて、礼音は思わず小さく呻いた。
礼音の誘惑に真理愛が傾きそうになれば、すかさずそれに異を唱える人物がいた。
「真理愛さっきからイキたくてイキたくて堪らないんだから、うんって言わざるを得ないだろ。姑息な手を使ってくんなよ」
弟の批判に礼音は微かに口元を上げ、それから言い直しを図る。
「利音にするか?」
「レオも、リオも、えらばない」
熱い吐息を放ちながら、それでもきっぱりと真理愛は言い切る。
「塁が、いるから」
「結婚しないんじゃなかったのか?」
「結婚は、しない。今は。今すぐは」
予想外の真理愛の言葉に、礼音は眉を顰める。
「今すぐはしないから、とりあえずはイカせろって事か?それじゃ話が違うだろ」
冷たく却下しようとしたのだが、下半身に触れてきたものに不意を突かれ、礼音は息を呑む。
「レオとリオが先にしてきたんでしょ。最後までちゃんと、責任とって」
ズボンの上から男根を包み込む手に、さしもの彼も平然とはしていられない。
ほぼ全裸と変わらない女が、先程からずっと側にいる。
自分達でそうしたに他ならないが、それで興奮しない男はいなかった。
行き場のない欲を宿したまま屹立していた陰茎をその女自身に掴まれて、礼音は思わず小さく呻いた。

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