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Love triangle +1
第4章 背徳の戯れ
「これ以上苛めてきたら、こっちだってしてやるから」
なんとか落ち着こうとしていたのに、それをぶち壊すかのような事をされてこられ、情けないが身動ぎ出来なくなる。
男を喜ばす術のあれこれを熟した絶妙な手の動きは、侮れない。
いかに服の上からとはいえ触られ続けたら、最悪ズボンを汚す事態になってもおかしくなかった。
二人のやり取りを見ていた利音は、腹を抱えた。
「兄貴の負け。女は怒らせたら怖いって本当だよなあ」
くすくす笑いながら、宥めるように利音は真理愛の耳元に囁く。
「ごめん真理愛。俺らが悪かった。謝るから、勘弁してやってよ」
「ズボンの一本や二本何よ。私なんか今まで何枚パンツ汚したと思ってんの?」
「ご飯の帰り、真理愛に似合いそうな可愛い下着また買ってあげるから。ね?」
外出途中で穿いたままでいられなくなり、今まで買ってもらった下着は数知れず。
タンスに入り切れないくらいのものが、家には溢れ返っていた。
正直新たに購入しなくても十分な数を持ってはいるのだが、生憎今は持ち合わせてはいない。
かと言って着替えない選択肢はなく、結局近場で買わない訳にはいかなかった。
いつまでもここでこんな事をしてはおれず、真理愛は礼音から手を避けた。
なんとか落ち着こうとしていたのに、それをぶち壊すかのような事をされてこられ、情けないが身動ぎ出来なくなる。
男を喜ばす術のあれこれを熟した絶妙な手の動きは、侮れない。
いかに服の上からとはいえ触られ続けたら、最悪ズボンを汚す事態になってもおかしくなかった。
二人のやり取りを見ていた利音は、腹を抱えた。
「兄貴の負け。女は怒らせたら怖いって本当だよなあ」
くすくす笑いながら、宥めるように利音は真理愛の耳元に囁く。
「ごめん真理愛。俺らが悪かった。謝るから、勘弁してやってよ」
「ズボンの一本や二本何よ。私なんか今まで何枚パンツ汚したと思ってんの?」
「ご飯の帰り、真理愛に似合いそうな可愛い下着また買ってあげるから。ね?」
外出途中で穿いたままでいられなくなり、今まで買ってもらった下着は数知れず。
タンスに入り切れないくらいのものが、家には溢れ返っていた。
正直新たに購入しなくても十分な数を持ってはいるのだが、生憎今は持ち合わせてはいない。
かと言って着替えない選択肢はなく、結局近場で買わない訳にはいかなかった。
いつまでもここでこんな事をしてはおれず、真理愛は礼音から手を避けた。

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