この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Love triangle +1
第4章 背徳の戯れ
「あ。美味しいと言えば、まだお肉残ってるよ。折角の高級和牛残したら勿体ない」

机の上を見渡した利音に、真理愛は心の中で突っ込みを入れる。
誰のせいだ誰のと、余程声を大にして叫びたい。
だが今は快感の頂点に達した後という事もあり、体に力さえ入らない。
のろのろと、真理愛は起き上がる。

「大丈夫、真理愛?」

利音が気遣ってくるが、厳密な意味での大丈夫ではない為、答えに困る。
とりあえず、小さく頷くに留まる。

「時間少なくなってきちゃったから、3人で急いで平らげないと。ラストオーダーになったら困るから、デザート先に頼んでおこうか」

すっかり乱されまくった服装を直している最中、利音がメニュー表を見ながら楽しそうに品定めをする。

「新しい下着も買いに行かないと。この間は確か真っ赤なやつ買ったから、今日は黒とかにしてみる?今夜はそれ着てルイ君とデートに行ったらいいよ。ルイ君興奮して、いつも以上に張り切ってくれると思うよ?」

名案だとばかりに膝を叩く姿は、自分達がいかに歪な関係を築いているかを示していた。
形容し難い気分になりながら床に置かれたものを拾い、真理愛が立ち上がれば、その背を利音が止めた。
/256ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ