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Love triangle +1
第4章 背徳の戯れ
「あ。美味しいと言えば、まだお肉残ってるよ。折角の高級和牛残したら勿体ない」
机の上を見渡した利音に、真理愛は心の中で突っ込みを入れる。
誰のせいだ誰のと、余程声を大にして叫びたい。
だが今は快感の頂点に達した後という事もあり、体に力さえ入らない。
のろのろと、真理愛は起き上がる。
「大丈夫、真理愛?」
利音が気遣ってくるが、厳密な意味での大丈夫ではない為、答えに困る。
とりあえず、小さく頷くに留まる。
「時間少なくなってきちゃったから、3人で急いで平らげないと。ラストオーダーになったら困るから、デザート先に頼んでおこうか」
すっかり乱されまくった服装を直している最中、利音がメニュー表を見ながら楽しそうに品定めをする。
「新しい下着も買いに行かないと。この間は確か真っ赤なやつ買ったから、今日は黒とかにしてみる?今夜はそれ着てルイ君とデートに行ったらいいよ。ルイ君興奮して、いつも以上に張り切ってくれると思うよ?」
名案だとばかりに膝を叩く姿は、自分達がいかに歪な関係を築いているかを示していた。
形容し難い気分になりながら床に置かれたものを拾い、真理愛が立ち上がれば、その背を利音が止めた。
机の上を見渡した利音に、真理愛は心の中で突っ込みを入れる。
誰のせいだ誰のと、余程声を大にして叫びたい。
だが今は快感の頂点に達した後という事もあり、体に力さえ入らない。
のろのろと、真理愛は起き上がる。
「大丈夫、真理愛?」
利音が気遣ってくるが、厳密な意味での大丈夫ではない為、答えに困る。
とりあえず、小さく頷くに留まる。
「時間少なくなってきちゃったから、3人で急いで平らげないと。ラストオーダーになったら困るから、デザート先に頼んでおこうか」
すっかり乱されまくった服装を直している最中、利音がメニュー表を見ながら楽しそうに品定めをする。
「新しい下着も買いに行かないと。この間は確か真っ赤なやつ買ったから、今日は黒とかにしてみる?今夜はそれ着てルイ君とデートに行ったらいいよ。ルイ君興奮して、いつも以上に張り切ってくれると思うよ?」
名案だとばかりに膝を叩く姿は、自分達がいかに歪な関係を築いているかを示していた。
形容し難い気分になりながら床に置かれたものを拾い、真理愛が立ち上がれば、その背を利音が止めた。

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