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Love triangle +1
第4章 背徳の戯れ
「ルイ君を選ばなかったご褒美だよ。これからも俺らと気持ちイイ事沢山しようね?」
ちゅっ、と。
音を立てて、利音が額を吸う。
達した疲労感からうんともすんとも言えずに目線だけを移動させれば、今の今まで自分を愛撫していた張本人と目が合う。
直前まで自分の中に入っていた指をこれ見よがしに口に含んでみせる礼音に、真理愛は穴があったら入りたくなる。
「や。綺麗じゃないから」
何度目撃しても、恥ずかしくて仕方がない瞬間だった。
ホテルを出る前にシャワーを浴びてはいたが、そういう問題ではない。
淫蜜塗れの指に尻込みするどころか、毎回なんの苦もなく舐めている。
とても味わうものではないだろうに、やめて欲しいと常々懇願しているのだが、彼らにその気配はさっぱりなかった。
「えー、真理愛を汚いなんて思った事一度もないし」
利音の声に兄が同意する。
「他の女のは舐めたいと思わないけど、お前のは別だ。寧ろ舐めたい」
「分かる。真理愛は別格だよな。他の誰も……あ、ルイ君は別だろうけど、絶対舐められないものだって思えば、優越感に浸れるから余計に美味しく感じる」
「もうっ。兄弟揃ってヘンタイ過ぎ。寧ろ舐めたいとか、美味しく感じるとか、どーいう神経してんのよ」
増々恥じ入りながら真理愛は怒鳴るが、男達には少しも響いていないようだった。
ちゅっ、と。
音を立てて、利音が額を吸う。
達した疲労感からうんともすんとも言えずに目線だけを移動させれば、今の今まで自分を愛撫していた張本人と目が合う。
直前まで自分の中に入っていた指をこれ見よがしに口に含んでみせる礼音に、真理愛は穴があったら入りたくなる。
「や。綺麗じゃないから」
何度目撃しても、恥ずかしくて仕方がない瞬間だった。
ホテルを出る前にシャワーを浴びてはいたが、そういう問題ではない。
淫蜜塗れの指に尻込みするどころか、毎回なんの苦もなく舐めている。
とても味わうものではないだろうに、やめて欲しいと常々懇願しているのだが、彼らにその気配はさっぱりなかった。
「えー、真理愛を汚いなんて思った事一度もないし」
利音の声に兄が同意する。
「他の女のは舐めたいと思わないけど、お前のは別だ。寧ろ舐めたい」
「分かる。真理愛は別格だよな。他の誰も……あ、ルイ君は別だろうけど、絶対舐められないものだって思えば、優越感に浸れるから余計に美味しく感じる」
「もうっ。兄弟揃ってヘンタイ過ぎ。寧ろ舐めたいとか、美味しく感じるとか、どーいう神経してんのよ」
増々恥じ入りながら真理愛は怒鳴るが、男達には少しも響いていないようだった。

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