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Love triangle +1
第7章 3つのプロポーズ
「一生の問題だから考える時間が欲しいって事にして、今日のところは勘弁してやる。……もっとも、どんなに考えようが答えは決まってるけどな」
礼音は優しく語り掛ける。
「次に結婚を申し込んだ時には、可愛く『うん』って言えよ?約束出来るなら、今すぐイカせてやる」
じっとりと汗ばみ、えも言えぬ色気を放つ真理愛を眺めながら、礼音は引き返す事を許さない深い深い戯れへと甘く誘い込む。
「でももだってもいらない。言えないならやめるだけだ」
礼音は予め釘を刺し、少しの言い訳も聞かない姿勢を貫く。
一切の反抗も反論も、真理愛には最早出来なかった。
彼に屈しようとした、正にその時。
足元の方向から聞こえた意外な声が、それを阻止した。
「あ、真理愛!機嫌直った?」
普段よりも時間をかけたシャワータイムを終えた利音が、寝室の入り口に立っていた。
真理愛と礼音の間に直前まで漂っていた濃厚な官能の空気は、一瞬で消え去る。
そんな事には一切関与しない利音が、手にしていたフェイスタオルをはためせながらベッドへと走り寄る。
「あのままシーツから出て来てくれなかったらどうしようかと思ってた。もう俺を困らせないでよ、真理愛?」
嬉々として、利音はベッドへダイブした。
礼音は優しく語り掛ける。
「次に結婚を申し込んだ時には、可愛く『うん』って言えよ?約束出来るなら、今すぐイカせてやる」
じっとりと汗ばみ、えも言えぬ色気を放つ真理愛を眺めながら、礼音は引き返す事を許さない深い深い戯れへと甘く誘い込む。
「でももだってもいらない。言えないならやめるだけだ」
礼音は予め釘を刺し、少しの言い訳も聞かない姿勢を貫く。
一切の反抗も反論も、真理愛には最早出来なかった。
彼に屈しようとした、正にその時。
足元の方向から聞こえた意外な声が、それを阻止した。
「あ、真理愛!機嫌直った?」
普段よりも時間をかけたシャワータイムを終えた利音が、寝室の入り口に立っていた。
真理愛と礼音の間に直前まで漂っていた濃厚な官能の空気は、一瞬で消え去る。
そんな事には一切関与しない利音が、手にしていたフェイスタオルをはためせながらベッドへと走り寄る。
「あのままシーツから出て来てくれなかったらどうしようかと思ってた。もう俺を困らせないでよ、真理愛?」
嬉々として、利音はベッドへダイブした。

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