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Love triangle +1
第8章 繋がらない繋がり
「真理愛、どうかした?」

箸を手にしたまま考えに耽っていれば、正面の塁が心配そうにこちらを見ていた。

「あ、ううん。なんでもない」

恋人を不審がらせないように、真理愛は努めて明るく振舞う。

「ハンバーグはどうにかクリアしたから、次はオムライス。でも卵で包むのが凄く難しそう。料理初心者にはハードル高いかな」
「そんな事ないよ。無理に包もうとしなくてもキッチンペーパーで形を整えればいいし、多少卵が破れちゃってもケチャップかければ殆ど気にならなくなる」
「そう?なら塁の大好物第二弾、挑戦してみようかな」

双子の兄弟に対する心配は尽きなかったが、だからと言って四六時中考えて解決する問題でもなかった。
ひとまずそれは置き、今は恋人との貴重な時間を最優先する事にする。
会話を弾ませながら夕飯を完食し、揃って後片付けを済ます。
ホテルの広い浴槽とは異なる為一人ずつシャワーを浴び、髪を乾かせば、映画鑑賞タイムとなる。
スナック菓子とアルコールの準備をし、テレビ前のソファに並んで座った。
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