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Love triangle +1
第8章 繋がらない繋がり
驚いたままの塁を置き去りに、真理愛は彼の下着に手をかける。
躊躇う素振りをみせたのもほんの一瞬。
惑う心を封じ込めるように、真理愛は塁のトランクスを一気に脱がした。
屹立した男の塊が、勢い付いたバネの如く現れる。
恋人の美しい裸体に興奮し、それを味わう事によってみるみる強度を増していった陰茎が、煌々とした電気の下晒された。
天井を目指さんばかりとなっている自分のものに、塁は穴があったら入りたい状態となる。
隠し切れない程に大きくなっていたのは揺るぎない事実だったが、それを自ら曝け出すのとではまた異なる羞恥があった。
しかし戸惑う塁をよそに、恋人は積極的なまま。
頭を低くした彼女がこれから何をしようとしているのかは、火を見るより明らかだった。
吃驚し、腰が引けかけるのと共に、膨らむ期待を抑えられない。
最終的にはいとも簡単に、肉欲が勝った。

「真理愛、待って」

正に自分の分身を口に含もうとしている真理愛を、塁はストップさせる。

「一緒に、気持ち良くなりたい」

塁の言わんとしている事を直に理解した真理愛は、含羞に染まりながらも大人しく従う。
恋人の顔側に自分の臀部を向けるように彼を跨ぎ直せば、やがて所謂互いを口淫する体位となる。
すぐ目の前に差し出されたものに息を呑み、それから二人はお互いの秘部へと舌を伸ばした。
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