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Love triangle +1
第3章 利音
「お漏らし?それとも潮吹いちゃう?」
「わかんな、わからない。でも。でもっ……!」
「いいよ。どっちもいっぱい出しな。……そうだ。いっぱい出るとこ、礼音に見ててもらおうか」

名案とばかりに、利音の表情が輝く。
制止する間もなく利音は真理愛の背に回り、背面から抱きかかえるような体勢をとる。
それから右片脚を彼女の足首に引っ掛け、最大限開かせた後固定した。

「左脚はさっきまでと同じく、ちゃんと開いてるんだよ」
「やぁ、っ」
「やじゃない。ほら、真理愛。目開けて。真っ直ぐ見て。見るんだよ」

聞き分けのない子供を宥めるような語り口は優しいが、含羞から俯く真理愛の顎に背後から手をかける様は、なかなかに強引だった。
ベッドの足元付近には、ソファがこちら側に向けて配置されていた。
真理愛が直面したのは、果たして自分達を眺める礼音の姿だった。
ソファに腰を下ろした彼は煙草をふかしながら、先程からの一部始終を静かに傍観していたらしかった。
煙を吐きながら、大きく割った体の中心を凝視してくる礼音に、真理愛の恥ずかしさはピークに達する。
感情の読み取れない両眼が、別の男に動きを封じられた自分のはしたなく濡れそぼる秘部を注視している。
泣きたくなるが、自分を自在に操る指は待ってなどくれなかった。
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