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Love triangle +1
第3章 利音
しかし兄の注意を右から左に流した利音は、お構いなしに真理愛に腰を進める。
やれやれと思いつつ、礼音は再び男根を彼女の口に近付けた。
弟の癇癪のお陰で一時中断せざるを得なかったが、生温かな舌の感触にそこは間もなく十分な硬さを取り戻した。
顔形だけでなく何もかもがそっくりな男達のものを上下の口に咥え、真理愛は互いを平等に満足させるべく身を捧げる。
後ろから体内を貫くスピードが増し、間隔が短くなってゆく。
口内で慰めている肉塊も、そろそろ限界を迎えそうになっていた。
先走る味が知らせてくる。
かく言う自分も果てそうな身体に鞭打っており、揃いも揃って果てるのは時間の問題だった。

「真理愛。まりあ……イク、イクよ。出る、でる……っ!」
「真理愛。まりあ……イク、イクぞ。出る、でる……っ!」

双子の兄弟の悩ましい声が重なり、ほぼ同時に彼らの欲が勢いよく迸った。

「んっ。んんーっ!」

真理愛もまたちょうど達し、二人分の白濁液を受け止めながら花芯を収縮させる。
最後の一滴まで出し終えた利音が膣内からずるりと陰茎を引き抜き、礼音もまた真理愛の口からそれをちゅぷんと抜き取った。
唾液と精液の入り混じった糸が引かれ、やがて途切れる。
上目遣いで礼音を見れば、彼もまたこちらを見詰めていた。
礼音が凝視する中、真理愛は口内に残る雄の体液を全て飲み込んだ。








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