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オリジナルディルドのお話
第3章 オリジナルディルドを使ってみよう
一週間後、再びいつものファミリーレストランに呼び出されオッサン3人組で昼食を摂っていた。

「この間は参ったよ。まさか美幸に見つかるとは、とほほ。」

「で、富山さん。いったい例のアレを何に?」

「ぜひ梨果ちゃんに使ってもらいたい!」

(まぁそうだよね。予想通りです。)

「はぁ……。」

「この先の短い人生どう頑張っても梨果ちゃんみたいな美少女に挿入することなんか叶うわけがない!だから、せめて同じ形のモノだけでも!」

なぜか涙ぐむ富山氏……。大抵の男はそんなものだと思いますけどね。

「俺からも頼む。是非俺のも梨果ちゃんに試してもらえたら嬉しい。」

「真田さんは梨果に何言われるか覚悟したほうがいいかもですけどね……。」

毎度梨果の胸の大きさ批判している分の仕返しをされることは必定だろう。

(ん?ちょっと待てよ?…てことは。)

「それが目的なら私まで作る必要なかったじゃないですか……。」

「あ、そっか。アンタはいつでも梨果ちゃんに生チンポ入れられるもんな。」

「はぁ?!」

(あ、そっかって……これ8万円だよ?しかもあんたの娘に1つあげちゃったからわざわざ2つ目を買い直したんだよ?)

正に時間と金の無駄であった。

「どうせアンタが先に死ぬんだから形見として梨果ちゃんが使えるだろ?」

「そうだよアンタが80で死んだとしても梨果ちゃん46とかだもんな。まだまだ発情期だろ。その時に役に勃つぞ?なんちゃって。」

「あははははは!」

(はぁ……。)

「…もう勝手にしてください。梨果にはご自分たちで頼んでみては?」

バカバカしい。店を出ようと席を立つ。

「ちょ、待ってくれ!コレ渡すから梨果ちゃんに受け取ってもらってくれ!」

「ちょ!そんなのここで出さないでくださいよ!」

オッサンの勃起チンポそのモノのディルドを店内で渡そうとしてきた2人。

「お願いだ!」

「頼む!ここは奢るから!」

「ちょ、やめてくださいよ!こら離して!」

剥き出しのディルドを手にしたまま服の裾を引っ張ってすがりつく2人。端から見たら酷い光景だろう。

「あのー、お客様…?」

「「「は、はい?」」」
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