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バガテル第25番イ短調 (エリーゼのために)
第1章 エリーゼのために…
101
葵さんは濃紺の、僕は紺碧のニットのワンピースを着て…
「わたしワンピースが好きなんだぁ…」
そう呟きながら僕に宛てがってくる。
「あっ、似合うじゃん」
そしてワザとなのか、僕にストッキングを穿かせてきたのだが…
「駿は、直穿きね」
と、悪戯っ子の目をして、下着を穿かせてくれない。
「えっ」
「いいじゃん、好きなんでしょ?」
「あ、う…」
なぜか否定できなかった…
「はい…」
そして葵さんは大き目なフリースのコートを羽織り、僕にはダウンを渡してくれた。
「うーん、駿はこれね」
と、シープスキンのモコモコブーツを僕に渡し、葵さんはショートブーツを履く。
「よぉし、完璧だぁ」
美人、美少女姉妹の完成だわ…
「………」
僕は姿見に映る、自分達二人の姿に見惚れてしまう…
「ほらぁ、見惚れてないの、いくわよ」
そして僕と葵さんはショッピングモールへと出掛ける。
ドキドキとウズウズが、高鳴り、昂ぶってしまう…
「じゃあ駅前まで行って、シャトルバスに乗ろう」
と、外に出る。
「うわぁ、お外に、それもお買い物なんて、チョー久しぶりぃ…」
わたしぃ、半分引き籠もりみたいなモンだからさぁ…
確かに、葵さんはカラダのせいもあり、殆ど家に居る。
「でもね、来春からは高校に通うから、少しは外を歩かないとね…」
リハビリみたいにさ…
「うん、駿がいてくれて本当に良かったわぁ」
駅前までは、葵さんの自宅からは約500m…
僅か徒歩約10分。
だけと、ストッキング直穿きの僕は歩くたびに股間が擦れてしまい…
自然と内股歩きになってしまう。
「うふふ、ちょうど良いでしょう」
葵さんはまた意地悪な笑みを浮かべ、そう呟いてきた。
ウズウズが堪らない…
そしてシャトルバス乗り場前に到着すると…
「あ…」
ショッピングモールへ向かう中、高校生達がたくさん並んでいたんだ…
ドキドキドキドキ…
僕は一気に緊張が高ぶってしまう。
そして、並んでいる全員が僕を見つめてきた様な錯覚に陥ってしまう…
「大丈夫よ」
すると葵さんがそう言って、僕の手を握ってくれてきた。
大丈夫よ…
誰よりも、わたし達の方が…
かわいいから…
葵さんは濃紺の、僕は紺碧のニットのワンピースを着て…
「わたしワンピースが好きなんだぁ…」
そう呟きながら僕に宛てがってくる。
「あっ、似合うじゃん」
そしてワザとなのか、僕にストッキングを穿かせてきたのだが…
「駿は、直穿きね」
と、悪戯っ子の目をして、下着を穿かせてくれない。
「えっ」
「いいじゃん、好きなんでしょ?」
「あ、う…」
なぜか否定できなかった…
「はい…」
そして葵さんは大き目なフリースのコートを羽織り、僕にはダウンを渡してくれた。
「うーん、駿はこれね」
と、シープスキンのモコモコブーツを僕に渡し、葵さんはショートブーツを履く。
「よぉし、完璧だぁ」
美人、美少女姉妹の完成だわ…
「………」
僕は姿見に映る、自分達二人の姿に見惚れてしまう…
「ほらぁ、見惚れてないの、いくわよ」
そして僕と葵さんはショッピングモールへと出掛ける。
ドキドキとウズウズが、高鳴り、昂ぶってしまう…
「じゃあ駅前まで行って、シャトルバスに乗ろう」
と、外に出る。
「うわぁ、お外に、それもお買い物なんて、チョー久しぶりぃ…」
わたしぃ、半分引き籠もりみたいなモンだからさぁ…
確かに、葵さんはカラダのせいもあり、殆ど家に居る。
「でもね、来春からは高校に通うから、少しは外を歩かないとね…」
リハビリみたいにさ…
「うん、駿がいてくれて本当に良かったわぁ」
駅前までは、葵さんの自宅からは約500m…
僅か徒歩約10分。
だけと、ストッキング直穿きの僕は歩くたびに股間が擦れてしまい…
自然と内股歩きになってしまう。
「うふふ、ちょうど良いでしょう」
葵さんはまた意地悪な笑みを浮かべ、そう呟いてきた。
ウズウズが堪らない…
そしてシャトルバス乗り場前に到着すると…
「あ…」
ショッピングモールへ向かう中、高校生達がたくさん並んでいたんだ…
ドキドキドキドキ…
僕は一気に緊張が高ぶってしまう。
そして、並んでいる全員が僕を見つめてきた様な錯覚に陥ってしまう…
「大丈夫よ」
すると葵さんがそう言って、僕の手を握ってくれてきた。
大丈夫よ…
誰よりも、わたし達の方が…
かわいいから…