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バガテル第25番イ短調 (エリーゼのために)
第1章 エリーゼのために…
106
とにかく葵さんが明るく、元気で、健康ならば良い…
そんな親心が、このご両親の全てなんだと分かったんだ。
いつ亡くなってもおかしくはなかった重度の心臓病で…
日本ではままならず、大変なお金を掛けてアメリカで移植手術を行い…
そして『臓器の記憶』と云われる不思議な症状の現象が起きて、突然に女の子になったり、ピアノを弾いたり、天才並みにIQが上がっても素直に受け入れ…
それらは全て…
葵さんが生きていれば良い…
無事に生きているならば…
という、そんな親心が…
親心が全てなんだと思う。
だから…
お友達となった、三つも年下の僕を…
そしてこうして女の子になっている僕の姿を見ても…
驚きもせずに、すんなり受け入れ、しかも喜び、褒めてくれる…
それらの全ては、葵さんが生きていればいいというご両親の親心、愛情の、喜びの現れなんだ…
僕は、そう感じ、思ったんだ。
そしてそれを葵さんが一番理解しているんだ…
一見、自由に、わがままに、好き勝手にしているみたいであるが…
全ては生きて…
これからもっと健康に生きていく…
このご両親の愛情に応え、答える為にも、そして自分自身の為にも、一生懸命に生きているんだ。
そして僕は、いや、僕も、少なからず、そんな葵さんの力となり…
これからも共に歩み、生きていくんだ…
「そうだよ、駿、ありがとうね」
僕の心の声を読んだ葵さんが、そう囁いてきた。
「え、あ、うん…」
「でもね、そんなに難しく考えないでね…」
駿は、駿のままでいいんだから…
あ、違うわ…
とってもかわいい、おちんちんのある女の子になって…
これから、もっとキレイでかわいい駿になって欲しいの…
「あ、うん、はい…」
「じゃあ、お部屋に行きましょうよ」
「うん…」
こうして僕は、葵さんのご両親にもこの女の子の姿をも、完全に受け入れられてしまったんだ…
それはこの葵さんの心臓の、心の安定の為にも必要不可欠なことでもあったんだ…
それから僕は、この日を境に、葵さん宅にお邪魔して、女の子になって過ごすことになり…
そしてそれから僕たちは更に、もっと愛情が深まっていき、葵さんの心とカラダが、がどんどんと安定し、春を迎える。
とにかく葵さんが明るく、元気で、健康ならば良い…
そんな親心が、このご両親の全てなんだと分かったんだ。
いつ亡くなってもおかしくはなかった重度の心臓病で…
日本ではままならず、大変なお金を掛けてアメリカで移植手術を行い…
そして『臓器の記憶』と云われる不思議な症状の現象が起きて、突然に女の子になったり、ピアノを弾いたり、天才並みにIQが上がっても素直に受け入れ…
それらは全て…
葵さんが生きていれば良い…
無事に生きているならば…
という、そんな親心が…
親心が全てなんだと思う。
だから…
お友達となった、三つも年下の僕を…
そしてこうして女の子になっている僕の姿を見ても…
驚きもせずに、すんなり受け入れ、しかも喜び、褒めてくれる…
それらの全ては、葵さんが生きていればいいというご両親の親心、愛情の、喜びの現れなんだ…
僕は、そう感じ、思ったんだ。
そしてそれを葵さんが一番理解しているんだ…
一見、自由に、わがままに、好き勝手にしているみたいであるが…
全ては生きて…
これからもっと健康に生きていく…
このご両親の愛情に応え、答える為にも、そして自分自身の為にも、一生懸命に生きているんだ。
そして僕は、いや、僕も、少なからず、そんな葵さんの力となり…
これからも共に歩み、生きていくんだ…
「そうだよ、駿、ありがとうね」
僕の心の声を読んだ葵さんが、そう囁いてきた。
「え、あ、うん…」
「でもね、そんなに難しく考えないでね…」
駿は、駿のままでいいんだから…
あ、違うわ…
とってもかわいい、おちんちんのある女の子になって…
これから、もっとキレイでかわいい駿になって欲しいの…
「あ、うん、はい…」
「じゃあ、お部屋に行きましょうよ」
「うん…」
こうして僕は、葵さんのご両親にもこの女の子の姿をも、完全に受け入れられてしまったんだ…
それはこの葵さんの心臓の、心の安定の為にも必要不可欠なことでもあったんだ…
それから僕は、この日を境に、葵さん宅にお邪魔して、女の子になって過ごすことになり…
そしてそれから僕たちは更に、もっと愛情が深まっていき、葵さんの心とカラダが、がどんどんと安定し、春を迎える。