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バガテル第25番イ短調 (エリーゼのために)
第1章 エリーゼのために…
109
「でもなぁ、駿がキレイでかわいくなっていくのは嬉しいんだけどさぁ…
なんかぁ、そんな感じで女の子にモテ始めてきちゃうとさぁ…
嫉妬しちゃうなぁ…」
そう言ってきた。
「え、嫉妬って?」
「だってさぁ、女の子にモテ始めてきてんでしょう?
ほらぁ、わたしなんてさぁ、所詮はニセ女じゃん…」
「あ、いや、何を言ってんですかっ…
僕は…
僕は、葵さん以外の女の人なんて興味ないからっ」
と、思わず昂ぶって言ってしまった。
「あら、嬉しいわぁ…
女の人だなんて言ってくれるなんて…」
「ぼ、僕には葵さんが全てで…」
女の人以上に魅力が溢れてて…
尊敬してる人なんですから…」
「え、あ、駿…」
すると葵さんは目に涙を浮かべながら僕を見る。
「ありがとう…駿…」
だってこれは本当のこと…
本当の想いだから…
「そんなこと…
今の僕の存在は…
全部、葵さんのおかげなんですから…」
僕は、心の想いを吐き出した。
「し、駿…」
そして葵さんは涙を滲ませながらキスをしてくる。
「しゅん、大好き」
「僕だって大好きです」
でも、この想いは本当なんだ…
だって…
僕の…
僕の好み、嗜好が…
実は、劇的に変わったから…
葵さんと知り合う前は、いや、こんな関係になる以前は…
普通にアイドルやAV系のエロ動画を好んでいたのだが…
今は、いや、最近は…
アイドルやかわいい、綺麗な女優さん等、普通のAV系エロ動画には全く興味が湧かなくなり…
実は…
『女装美少年』系のエロ動画を好む様に…
また、ストッキングを穿くようになってからは…
ストッキングフェチ系エロ動画が…
ドキドキ、ズキズキと昂ぶり、疼く様になってしまっていたのである。
そしてそれらの動画を観て、仕草や、ファッション、女装子の化粧等が気になって仕方なくなってもいたんだ…
「ふぅん、そうなんだぁ…」
すると、僕のそんな心を読んだ葵さんはそう呟いてきた。
あっ、しまった…
そう、全部バレちゃうんだ…
葵さんの前では隠し事なんて出来ないんだ…
「あ…は、はい、そうなんです…
あ、だから、嫉妬なんてしなくたって、僕のことは何だって分かるじゃないですかぁ…」
「でもなぁ、駿がキレイでかわいくなっていくのは嬉しいんだけどさぁ…
なんかぁ、そんな感じで女の子にモテ始めてきちゃうとさぁ…
嫉妬しちゃうなぁ…」
そう言ってきた。
「え、嫉妬って?」
「だってさぁ、女の子にモテ始めてきてんでしょう?
ほらぁ、わたしなんてさぁ、所詮はニセ女じゃん…」
「あ、いや、何を言ってんですかっ…
僕は…
僕は、葵さん以外の女の人なんて興味ないからっ」
と、思わず昂ぶって言ってしまった。
「あら、嬉しいわぁ…
女の人だなんて言ってくれるなんて…」
「ぼ、僕には葵さんが全てで…」
女の人以上に魅力が溢れてて…
尊敬してる人なんですから…」
「え、あ、駿…」
すると葵さんは目に涙を浮かべながら僕を見る。
「ありがとう…駿…」
だってこれは本当のこと…
本当の想いだから…
「そんなこと…
今の僕の存在は…
全部、葵さんのおかげなんですから…」
僕は、心の想いを吐き出した。
「し、駿…」
そして葵さんは涙を滲ませながらキスをしてくる。
「しゅん、大好き」
「僕だって大好きです」
でも、この想いは本当なんだ…
だって…
僕の…
僕の好み、嗜好が…
実は、劇的に変わったから…
葵さんと知り合う前は、いや、こんな関係になる以前は…
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今は、いや、最近は…
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そしてそれらの動画を観て、仕草や、ファッション、女装子の化粧等が気になって仕方なくなってもいたんだ…
「ふぅん、そうなんだぁ…」
すると、僕のそんな心を読んだ葵さんはそう呟いてきた。
あっ、しまった…
そう、全部バレちゃうんだ…
葵さんの前では隠し事なんて出来ないんだ…
「あ…は、はい、そうなんです…
あ、だから、嫉妬なんてしなくたって、僕のことは何だって分かるじゃないですかぁ…」