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  バガテル第25番イ短調  (エリーゼのために)
第1章 エリーゼのために…
 20

「ほらぁ、駿くん…
 わたしの唇を軽く舐めてみてよ…」

「う、うん…」
 そう、葵さんは僕を優しく導いてくる。

「ぁぁ、そう…優しく…軽く…柔らかくね…」
 僕は、葵さんを斜め下に抱きながら、唇を合わせ、キスの練習をしていく…
 の、だが、また、再び、心はすっかり興奮していた。

「ぁ、う、そ、そう…
 まずはキスで心を融かすんだよ…
 わたしの心を解す感じで…
 あぁ、うん、上手…」

 そう導きながら、僕の手を握り…

「あ…」

「ほらぁ、わたしも…感じてきたぁ…」
 
 なんと、僕の手を握り、自身のまた昂ぶり、固く勃ってきているペニスへと導いてきたのだ…

「ぁ、そ、そう、優しく…優しくね…」
 僕の指の中で熱く、そして、ビクビクと小さく震えてくる。

 あ、葵さんも感じてくれてるんだ…

「んっ…」
 すると葵さんも下から僕のチンポを握つてきた。
 
「ぁぁ、駿くん…」
 葵さんの指先が剥き出しになっている亀頭を優しく撫でてくる。

「あ、ん、うぅ…」

 敏感な亀頭に触れられて、ビクビクと震えてしまう…

「あぁ、ほら、駿くんも、自分でされたら気持ちいいように…
 してきてみてぇ…」

 そうか、自分でされたら気持ちいいようにか…

 だが…

 全部、気持ちいいのだ…

 なにせ、自分以外の手に触れられるのは…

 今日が初めてなのだから…

 だけど、なんとかして葵さんを感じさせたい…

「あぁん、ほらぁ、もっとぉ、舌も絡めてぇ…」

 下に集中しちゃうと、キスがおざなりなってしまう…

「う、うん…」

 分かっているけど…

 上も下も、どっちも感じちゃって…

 まだ、どうにもならない…

 キスをしながら…

 お互いに…

 弄り合う、なんて…

 夢のようだ…

 妄想さえ、したことがない…

 そして、また、再び、ズキズキと昂ぶってきてしまい…

 また…

 出そうになってきていた…


「あ、ぉぁ、ぅ、うぅぅ…」

「あ、あら、また、出そうなの?」

 ビクビクと脈打ってきたから、葵さんに伝わってしまったのだろう…

「もぉ、早過ぎるぅ…
 まだ、まだダメよ、ガマンね…」

 僕は身悶えしながら、首だけで頷いた…

 だが…

 ズキズキ、ビクビク、ジンジン…

 激しく、脈打ち、疼き、昂ぶってきていた…




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