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  バガテル第25番イ短調  (エリーゼのために)
第1章 エリーゼのために…

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「わたしだって…
 ホントはギリギリだったのよ…」

 すると葵さんのペニスの先からも、透明な液体が、ツーっと垂れていた…

「それに、まだ、早くない駿くなんてイヤだし…」
 と、笑いながら囁いてくる。

「あん…」
 
 僕は…

 そんな葵さんの綺麗なペニスを、無意識に唇に含んだ…

 それは、きっと、オスの衝動なのかもしれない…

 急に葵さんが愛おしくて…

 大好きで…

 気持ち良くなって欲しい…

 そんな衝動が命じてきたのである。

「あんっ、し、駿くぅんっ…」

 そして…

 僕が唇に含んだ瞬間…

「あっ、あぁぁぁ…や…ぁぁぁ……」

 葵さんも、瞬く間に射精した…

 本当に…

 限界ギリギリみたいだった…

 


「あぁ、はぁぁ…」

「ふぅぅ…」

 僕と葵さんの二人は、あっという間にお互いに射精をし合い…
 ぐったりとベッドの上で抱き合いながら、横になっていた。

「あぁ、んん…」

 すると葵さんが気怠そうにカラダを起こし…

「駿くん…ごめんね…」
 と、突然、謝ってきたのだ。

「え、あ、何で?…」

 何で、いきなり謝ってくるの?…
 僕は葵さんを見る。

「初めてを…こんなわたしと…」
 と、悲しそうな目をして囁いてきた。

「こんなわたしと…って?」

「だって…
 だって、わたしは…」

 男なのよ…

 ほら…

 そう悲しそうに囁きながら、自らのペニスを指差してきた…


「そ、そんな…
 そんなこと…関係ないよ…」

「ううん、関係あるよ…
 わたしと駿くんは…男と男…」

「あ、そ、それは…」

「女じゃない…から…」

「………」

 僕は、言葉が出なかった…

 だって…

 いきなり、このタイミングでそう言ってきたから…

 どう返していいのかわからない…



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