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  バガテル第25番イ短調  (エリーゼのために)
第1章 エリーゼのために…
 29

「だからね、この前にね…
 プリントを持ってきてくれた時にはね…」

 本当に、この心臓がバクバクと高鳴り、昂ぶったの…

「そして…
 ああ、ようやく駿くんに逢えた…
 話しができる…ってね…」

 ただ、あのスカートの中に駿くんを入れたのは、いわゆるハプニングだったけどね…
 葵さんは笑いながら話してきた。

「本当に嬉しかったのよ…
 それでつい、暴走し過ぎちゃってぇ…      
 キスしちゃって…
 そして…」

 魔法を掛けたのよ…

「あ、う、ま、魔法…」

 だが魔法には、本当に掛かってしまったみたい…

「それからの五日間は本当に長かったわぁ…
 でもね…
 必ず、プリントを取りにまた来てくれるって思ってはいたから…」

 ま、片想いみたいなね…

 その葵さんの微笑んだ顔は本当に美しい…

 そして、本来ならば、三つも年上なのだ…

 そんな葵さんの微笑みに…

 僕は…

 お姉さんの、いや、綺麗な大人の魅力を感じ…

 そして、魅了されてしまう…


 うわぁ、なんて綺麗なんだぁ…

 やっぱり葵さんは美しい…

 いや、ホンモノの女性なんだ…

 ドキドキドキドキ…

 心が急激に高鳴ってきた。


「でもね…」

 葵さんは急に真顔になり…

「駿くんのさっきの出した…
 ううん、イッた顔を見てね…」

 そして、すぐにわたしにもまたしてきてくれてね…

「わたしがイッたあとにね…」

 今度は急に恥ずかしそうな顔に変わった…

「あのね…」

 どうやら葵さんは…

 葵さんの心の中は…

 激しく揺れ動いているみたいだ…

「ほら…」





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