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バガテル第25番イ短調 (エリーゼのために)
第1章 エリーゼのために…
31
「…こんなことしちゃいけないって想ったら…」
突然この心臓が暴れだしたの…
ううん、お、怒ってきたの…
「え…」
やはり僕には不思議過ぎる…
心臓が…
移植された心臓が…
意志を持ち…
そして…
葵さんを…
支配する…
いや、命じてくる…
そして…
そして…
怒ってきた…
でも…
それって…
それは…
心臓が…
僕を…
好きなのか…
「ぼ、僕を、好きなのか…」
思わず言葉が漏れてしまう。
「うん…
駿くんを、ううん、駿くんのことが大好きなの…
ウソみたいけど…」
愛している…の…
「このわたしの…
ううん、わたしと、この心が…」
そう訴えてきているの…
「あ、え…」
そして、葵さんは…
その心臓のことを…
『心』だと云った…
心…
こころ…
それは、もう…
葵さんと一体化、いや、ひとつになった…
と、いうことなのだろう…
「駿くんを…愛しているの…」
愛してる…
葵さんはそう囁き、キスをしてくる…
「あ…」
葵さん、あおいさん…
僕も大好きです…
愛しています…
男も…
女も…
どっちだろうが関係ない…
「ぁぁ、駿くん、しゅんくん…」
「あ、葵さん、あおいさん…」
そのキスは…
涙で…
塩辛い…
「あ…」
すると、僕のお腹に…
葵さんの熱い、想いの塊りが…
想いを伝えてきた…
「あ、葵さん…」
「ん、や…」
恥ずかしそうに喘ぐ…
そしてそれが、僕への衝動のスイッチになった。
ああっ、舐めたいっ…
葵さんを愛したいっ…
僕は、すかさず、頭を下ろして、葵さんの愛の想いの象徴の塊りを口に含んだ…
「はぁっ、んっ、し、駿くん…」
身震いしながら、喘ぎを漏らし…
「はぁぁ…し、しゅ…ん…」
身悶えてくる…
女…
男…
僕には関係ない…
葵さんは葵さんなんだ…
まだ二回目…
射精の快感の魔法…
そんなこと僕には関係ない…
二回目だろうと…
魔法だろうと…
関係ないんだ…
魔法ならば…
魔法ならば…
ずっと…
永遠に…
掛かっていたい…
「…こんなことしちゃいけないって想ったら…」
突然この心臓が暴れだしたの…
ううん、お、怒ってきたの…
「え…」
やはり僕には不思議過ぎる…
心臓が…
移植された心臓が…
意志を持ち…
そして…
葵さんを…
支配する…
いや、命じてくる…
そして…
そして…
怒ってきた…
でも…
それって…
それは…
心臓が…
僕を…
好きなのか…
「ぼ、僕を、好きなのか…」
思わず言葉が漏れてしまう。
「うん…
駿くんを、ううん、駿くんのことが大好きなの…
ウソみたいけど…」
愛している…の…
「このわたしの…
ううん、わたしと、この心が…」
そう訴えてきているの…
「あ、え…」
そして、葵さんは…
その心臓のことを…
『心』だと云った…
心…
こころ…
それは、もう…
葵さんと一体化、いや、ひとつになった…
と、いうことなのだろう…
「駿くんを…愛しているの…」
愛してる…
葵さんはそう囁き、キスをしてくる…
「あ…」
葵さん、あおいさん…
僕も大好きです…
愛しています…
男も…
女も…
どっちだろうが関係ない…
「ぁぁ、駿くん、しゅんくん…」
「あ、葵さん、あおいさん…」
そのキスは…
涙で…
塩辛い…
「あ…」
すると、僕のお腹に…
葵さんの熱い、想いの塊りが…
想いを伝えてきた…
「あ、葵さん…」
「ん、や…」
恥ずかしそうに喘ぐ…
そしてそれが、僕への衝動のスイッチになった。
ああっ、舐めたいっ…
葵さんを愛したいっ…
僕は、すかさず、頭を下ろして、葵さんの愛の想いの象徴の塊りを口に含んだ…
「はぁっ、んっ、し、駿くん…」
身震いしながら、喘ぎを漏らし…
「はぁぁ…し、しゅ…ん…」
身悶えてくる…
女…
男…
僕には関係ない…
葵さんは葵さんなんだ…
まだ二回目…
射精の快感の魔法…
そんなこと僕には関係ない…
二回目だろうと…
魔法だろうと…
関係ないんだ…
魔法ならば…
魔法ならば…
ずっと…
永遠に…
掛かっていたい…