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バガテル第25番イ短調 (エリーゼのために)
第1章 エリーゼのために…
40
こんなにも葵さんに愛されて…
『嫉妬心』をも抱いてもらえる…
こんな幸せな中学二年生なんて…
きっといないはずだ…
いや、いるはずが無い…
「ああ、じゃあ、しょうがないからさぁ…
高校に行こうかなぁ…」
「う、うん…」
僕はに、少し残念な想いもあるのだが…
それが普通に、妥当だと思う。
「でもさぁ…」
高校生でもさぁ…
制服着たら…
コスプレ女子高校生に見えるよねぇ…
葵さんは笑いながら…
いや、少し自虐気味に言ってきた。
確かにそうかも…
この葵さんの大人っぽさは…
コスプレを通り越して、いやらしいかも…
「でも…」
でもなんで今更、無理してまで高校に通うのかなぁ?
逆に、この際だから『飛び級』で大学に入学しちゃえばいいのに…
そう思ったのだが、言葉には出さない。
すると、まただ…
やはり、僕の心の声が聞こえるらしい…
「え、だってさぁ…
女子高校生に成りたいんだもん…
あの制服を着てみたいんだもん…」
なんと、そう言ってきた…
「えっ…それって…」
「うん…」
すると葵さんは満面に笑みを浮かべ…
「本当に、コスプレ女子高校生かなぁ」
と、言ってきたのである。
「うわぁ…」
僕は一瞬の内に…
女子高校生の葵さんを頭に浮かべてしまい…
ドキドキしてきてしまう。
だって…
脳裏に浮かんだ女子高校生の葵さんの姿は…
本当に綺麗で…
可愛いくて…
美しくて…
魅力的で」
そして…
いやらしい…
正にコスプレ女子高校生であったから…
「ああっ、駿、今、本当に、いやらしい想像したでしょうっ」
ほら、やっぱり葵さんは…
僕の心の声が…
アタマの中が…
聞こえ、見えるんだ…
「え、あ、いや、そんな…」
「う、ううん、した、絶対に、想像してたぁ…」
僕は…
僕達は…
本当に愛し合っていた…
ただ、時間は止まらずに…
流れていた、いや、流れていくだけだ…
そして間もなく…
クリスマスを迎える冬…
僕は冬休みを迎える…
こんなにも葵さんに愛されて…
『嫉妬心』をも抱いてもらえる…
こんな幸せな中学二年生なんて…
きっといないはずだ…
いや、いるはずが無い…
「ああ、じゃあ、しょうがないからさぁ…
高校に行こうかなぁ…」
「う、うん…」
僕はに、少し残念な想いもあるのだが…
それが普通に、妥当だと思う。
「でもさぁ…」
高校生でもさぁ…
制服着たら…
コスプレ女子高校生に見えるよねぇ…
葵さんは笑いながら…
いや、少し自虐気味に言ってきた。
確かにそうかも…
この葵さんの大人っぽさは…
コスプレを通り越して、いやらしいかも…
「でも…」
でもなんで今更、無理してまで高校に通うのかなぁ?
逆に、この際だから『飛び級』で大学に入学しちゃえばいいのに…
そう思ったのだが、言葉には出さない。
すると、まただ…
やはり、僕の心の声が聞こえるらしい…
「え、だってさぁ…
女子高校生に成りたいんだもん…
あの制服を着てみたいんだもん…」
なんと、そう言ってきた…
「えっ…それって…」
「うん…」
すると葵さんは満面に笑みを浮かべ…
「本当に、コスプレ女子高校生かなぁ」
と、言ってきたのである。
「うわぁ…」
僕は一瞬の内に…
女子高校生の葵さんを頭に浮かべてしまい…
ドキドキしてきてしまう。
だって…
脳裏に浮かんだ女子高校生の葵さんの姿は…
本当に綺麗で…
可愛いくて…
美しくて…
魅力的で」
そして…
いやらしい…
正にコスプレ女子高校生であったから…
「ああっ、駿、今、本当に、いやらしい想像したでしょうっ」
ほら、やっぱり葵さんは…
僕の心の声が…
アタマの中が…
聞こえ、見えるんだ…
「え、あ、いや、そんな…」
「う、ううん、した、絶対に、想像してたぁ…」
僕は…
僕達は…
本当に愛し合っていた…
ただ、時間は止まらずに…
流れていた、いや、流れていくだけだ…
そして間もなく…
クリスマスを迎える冬…
僕は冬休みを迎える…