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  バガテル第25番イ短調  (エリーゼのために)
第1章 エリーゼのために…
 47

「さぁ、駿も脱いで…」

 そして僕は、僕も…

 服を脱ぎ捨て、裸になった…


「さぁ、こっちへ…」

 蒼い月明かりに照らされた…

 そう…

 やっぱり女性だ…

 いや、女神、ヴィーナスだ…

 その女神の葵さんが手招きしてくる。

「あぁ、駿、ありがとう…
 愛してるわ…
 大好きよ…」

 そして抱き合う…

「あら、ホント、少し背が伸びたのね」

 ついこの前は、明らかに葵さんより低くかったのだが…

 目線が、ほぼ同じ…

「あら、うふふ」

 そして、立って抱き合っているから…

 お互いの自身の猛りが、触れ合った…

「あっ、んっ…」

 そして、なんと…

 葵さんは、自分自身と僕自身の猛りを一緒に握ってきたのだ。

「あぁ、熱いわ…」

「う…」

 また、この重なりが…

 気持ちいい…

「ん、ね、ねぇ、これってさぁ…」

『兜合わせ』って云うんだって…

「え…」

 知らない…

「ほら、この頭を兜に見立ててさ…」

 面白いね…

「あ、ん、あ、はい…」

 でも、お互いの触れ合う感触が気持ちいい…

「感じるね…」

 そして葵さんは、もう片手で抱き寄せ、キスをしてきた…

 初めての裸の、肌の触れ合う感触に…

 ドキドキしていた…

 初めての猛りの触れ合う感触に…

 ズキズキ疼いてきていた…

「…ん、あ、ぁぁ、しゅん…」

「はぁ、ぁ、あ、あおいさん…」

 唇を合わせ…

 舌を絡め合い…

 甘い唾液を吸い合い…

 夢中にキスをしていく。

「ん、ぁ、はぁぁ…」

 すっかりキスが上手になったわね…

 吐息交じりに、そう囁いてくる。

「ぁぁ、ダメ、立ってられないわ…」
 僕達はベッドに倒れ込む。

 そして僕が上になり、首下に腕を差し入れ、更に熱くキスを交わしていく…

 初めての…

 裸の抱擁であり…

 その肌同士の触れ合う感触の快感に、心が震え、酔い痴れていく…

「あ、んん…」

 葵さんが、激しく身震いをする…

「ん、し、しゅん…」

 無意識であった…

 僕は、葵さんの胸に、乳首に指先で触れたのだ…

「ぁ、ぁぁ、や、んん、あぁぁ…」

 そして、これも無意識だった…

 僕は唇を離し、乳首を含んだ…

「はぁぁん…んん…」

 葵さんは喘ぎ、身悶える…



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