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  バガテル第25番イ短調  (エリーゼのために)
第1章 エリーゼのために…
 54

「うわぁぁ……」

 その射精感は今までに無い…

 今まで以上の…

 激しい射精感の快感だった…


「ぁぁ…はぁ、はぁ、はぁ…」

「うわ、しゅんもたくさん出たわねぇ」
 葵さんはティッシュで拭き取りながら、にこやかな笑顔でそう囁いてきた。

「あ、ぁぁ…はぁぁ…」
 僕はまだ、激しい射精感の余韻に心からしびれていて、言葉にならない。

 うわ、さっきの…

 今のは、何だっんだ?…

 あの僕自身を柔らかく包んできた感触は?…

「はぁ、はぁ、はぁぁ…」
 僕は余韻に喘ぎながら、そのことを考えていた。

「すごく感じてくれたみたいで…」

 嬉しいわ…

「あっ…」

 葵さんはそう囁きながら、ティッシュでキレイに拭き取ってくれた僕自身を唇に含んできたのだ…

「あ、ん、んん…」

 さっきの余韻のせいもあり、すごく敏感に感じてしまい、思わずビクンと震えてしまう…

「あらぁ、またこんなに…」

 そう、また固く、勃ってきた…

「あ、う、うん…」

 僕は少し恥ずかしい…

 そして、さっきのあの感触はナニ?…

 想いを込めて葵さんを見つめる…

「あぁ、うふふ、アレ?…」

 ほら、やっぱり僕の心の声が聞こえるんだ…

「アレはねぇ…ココよ…」

「え…」

 葵さんは自らの太腿を指差してきた…

「うん、ココよ、ココをね…」

 そしてそう言いながら、両太腿を閉じくる…

「え?…」

 僕にはさっぱり分からない…

「ほら、ココをこうしてさぁ…
 しゅんのを挟んだのよ…」

「え、挟んだ?…」

 でも、まるで包まれたような感触だったけど…

「なんかね、コレはね『スマタ』っていうプレイみたい…」
 微笑みながら言ってきた。

 スマタ…

 すまた…

 素股…

「でも、まるで、包まれたみたいに…」

「うん、でもね、すごく感じたんでしょう…
 すごく感じるって…」

 サイトに書いてあったから…

「え、サイトって?…」

「うん、サイトに…
 あ、あのね…」

 どうやら葵さんは、僕にたくさん感じて欲しくって…
 色々と、サイトで調べてくれたそうなのだ。

 だから…

 男同士のセックスも…

 後ろを使って、と、知ったみたい…

「だってぇ、しゅんにたくさん感じて欲しいから…」

 そんな、嬉しい言葉まで言ってくれる…



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