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バガテル第25番イ短調 (エリーゼのために)
第1章 エリーゼのために…
58
「この『G線上のアリア』で、今、現在の、この『心』が、平穏で穏やかな想いであるという事を表現してきているのだとわたしは想うのよね…」
本当に不思議な話しではあるのだが…
葵さんの言う通りであり、間違いないであろう。
そう、僕と葵さんの二人はこの不思議な『心』に引き寄せられ…
結ばれて愛し合っているんだ…
僕はそう信じている。
そして葵さんはこの穏やかで優しい
『G線上のアリア』の調べを奏で続け…
僕は隣でうっとりと聴いていた。
目を閉じると…
二人で手を繋ぎ、森の中を歩いているみたいな映像が、心に浮かび上がってくる。
この穏やかなピアノの旋律の調べが…
今の葵さんの、その不思議な『心』の心境なのに違いないんだ…
そう僕には想われ、そしてこの穏やかな安定が嬉しく感じられていた。
『駿の…アナタのおかげよ…』
そのピアノの調べが、そう、僕に語り掛けてきているようであった…
ピンポーン、ピンポーン…
そんな時、玄関のチャイムが鳴った。
「あっ、来た」
すると葵さんは、ピアノ演奏を止め、玄関へ小走りに向かう。
え、何だ?…
「来た、来たわぁ」
そしてニコニコしながら、手に小さな箱を持って戻ってきた。
あ、宅配便か…
「うふふ…」
葵さんは満面に笑みを浮かべながら、その箱を開けていく…
「じゃーん」
そして中身を取り出した。
「はい、駿、これ、クリスマスプレゼントぉ…」
そう葵さんは言いながら手を指し出してきたのだ。
「え、クリスマスプレゼント?」
「うん、そうよ、プレゼント…」
その葵さんの手の上には…
ピンク色の、半透明な、ゴム製品みたいな?…
筒状の物が二つ乗って居る。
「これはねぇ…
『オナホール』っていうシリコン製のラブグッズなのよ」
「えっ『オナホール』って?…」
『オナホール』って何だぁ?…
言葉の響きは十分にいやらしいが…
「ほらここ、この小さな穴にさぁ…
おチンチンを挿入れるのよ…」
「えっ、おチンチンを、その小さな穴に?…」
あんな小さな穴に挿入いるのか?…
そう想いながら見つめると…
「うん、シリコン製だから、こんな小さな穴でも伸びてさぁ…
挿入いるらしいのよぉ…」
そしてね、すごーく気持ちいいんだってぇ…
「この『G線上のアリア』で、今、現在の、この『心』が、平穏で穏やかな想いであるという事を表現してきているのだとわたしは想うのよね…」
本当に不思議な話しではあるのだが…
葵さんの言う通りであり、間違いないであろう。
そう、僕と葵さんの二人はこの不思議な『心』に引き寄せられ…
結ばれて愛し合っているんだ…
僕はそう信じている。
そして葵さんはこの穏やかで優しい
『G線上のアリア』の調べを奏で続け…
僕は隣でうっとりと聴いていた。
目を閉じると…
二人で手を繋ぎ、森の中を歩いているみたいな映像が、心に浮かび上がってくる。
この穏やかなピアノの旋律の調べが…
今の葵さんの、その不思議な『心』の心境なのに違いないんだ…
そう僕には想われ、そしてこの穏やかな安定が嬉しく感じられていた。
『駿の…アナタのおかげよ…』
そのピアノの調べが、そう、僕に語り掛けてきているようであった…
ピンポーン、ピンポーン…
そんな時、玄関のチャイムが鳴った。
「あっ、来た」
すると葵さんは、ピアノ演奏を止め、玄関へ小走りに向かう。
え、何だ?…
「来た、来たわぁ」
そしてニコニコしながら、手に小さな箱を持って戻ってきた。
あ、宅配便か…
「うふふ…」
葵さんは満面に笑みを浮かべながら、その箱を開けていく…
「じゃーん」
そして中身を取り出した。
「はい、駿、これ、クリスマスプレゼントぉ…」
そう葵さんは言いながら手を指し出してきたのだ。
「え、クリスマスプレゼント?」
「うん、そうよ、プレゼント…」
その葵さんの手の上には…
ピンク色の、半透明な、ゴム製品みたいな?…
筒状の物が二つ乗って居る。
「これはねぇ…
『オナホール』っていうシリコン製のラブグッズなのよ」
「えっ『オナホール』って?…」
『オナホール』って何だぁ?…
言葉の響きは十分にいやらしいが…
「ほらここ、この小さな穴にさぁ…
おチンチンを挿入れるのよ…」
「えっ、おチンチンを、その小さな穴に?…」
あんな小さな穴に挿入いるのか?…
そう想いながら見つめると…
「うん、シリコン製だから、こんな小さな穴でも伸びてさぁ…
挿入いるらしいのよぉ…」
そしてね、すごーく気持ちいいんだってぇ…