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  バガテル第25番イ短調  (エリーゼのために)
第1章 エリーゼのために…
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「ああっ、うわぁぁぁ…」

 僕は…

 瞬く間に射精してしまう…

 それは…

「はぁぁぁ…」

「あぁ駿すごくいっぱい出たわねぇ」

 それはもの凄い快感、絶頂感、そして射精感であった…

「はぁ、はぁぁ、う、うん…」

「そんなに気持ち良かったのぉ?」

「あ、は、はい、すごかった…」

「そうなんだぁ、じゃあ買って良かったわぁ」
 そう嬉しそうに囁きながら、僕をキレイに後始末してくれていた。

「ふぅ、このローションは凄くヌルヌルだから、ティッシュじゃなかなか取れないわぁ」
 そう呟き…

「あ、そうだ、ちょっと待ってて」
 そして部屋を出て…

「これならいいかなぁ…」
 お湯で湿らせたタオルを手にして戻ってきた。

「あぁ、取れた、落ちたぁ」
 嬉しそうだ。

「じゃ、今度は僕が…」
 僕はそう囁きながら、カラダを起こして葵さんを抱き寄せていく。


「あ、うん、駿、ちょっと…」

 わたしは今夜でいいわ…

 そう言ってきた。

「え、今夜で?」

「うん、今夜、ゆっくり愉しみたい…」

 そう言ってきた葵さんの目が…

 なんとなく、いつもと違って…

 いやらしく見えた…

「あっ、今、わたしのことを…」

 いやらしって思ったでしょう…

「え、あ、いや…」

 やっぱり、僕の心の声は葵さんに筒抜けだ…

「うん、絶対にぃ、ぜったい思ったよ」

「あ…」

「だってぇ、駿がぁ、あんなに気持ち良さそうなんだもん…」

 なんかぁ、今夜、ゆっくりと…

 駿にさぁ…

 してもらいたい、愛されたいかなぁ…

 そう思ったのよ…

「あ、うん、はい…」

 今夜、たっぷりと、ゆっくりしてあげます…

 僕はすかさずそう応える…

「あ、あらぁ、またぁ…」

 すると葵さんはそう呟きながら、笑ってきたのだ。

「え?…」

「ほらぁ、だってぇ…」

「あっ…」

 そう、僕は…

 この一瞬の一言を話した時に…

 激しく淫れ、喘ぐ葵さんの姿が脳裏に浮かんでしまい…

 再び、また、興奮して…

 勃たせてしまったのである。

「もう、駿たらぁ…
 いやらしいのはキミの方じゃん…」

 確かにそうだ…

「でも、そんな駿も大好きよ」

 あ…

「あ、そうだ、僕も…」

 僕も葵さんにクリスマスプレゼントがあるんです…


「え…」




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