この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
  バガテル第25番イ短調  (エリーゼのために)
第1章 エリーゼのために…
 6

「あ…はぁぁ…」

 葵さんは、唇を離し…

「ふふふ…
 駿くんがかわいいから、ついキスしちゃった…」
 潤んだ瞳でそう囁いてきた。

「ぁ…ぅ…」

 僕はドキドキと、ズキズキとした昂ぶりで、声も、そして応えようがなかった…

「あうっ」
 すると葵さんは更に追い打ちを掛けてきたのだ。

「あら…駿くんも…こんなに…」
 なんと、僕の股間をギュッと握ってきた。

「こんなになっちゃってぇ…」

 そして再び唇が重なり…

 股間をギュッ、ギュッと握ってくる…


「あ…ん…」

 その時…

 全身に激しい快感の電流が走り抜け…

 僕は…

「はあっ、うぅっ…」

 僕は、パンツの中で…

 射精してしまった…

 ブルブルとカラダが小刻みに震えてしまう…


「え、あ、あら、出ちゃった…の?…」

「……………」

 僕は恥ずかしいのと、あまりにも快感だったのと…
 顔が上げられず、返事も出来ない。

 そして、快感よりも羞恥心が勝り…

「あ、か、帰るっ」
 思わず、そう言って、慌てて、リビングの窓から外へと走り出してしまった。


「あっ、駿くんっ」
 後ろから葵さんの声が聞こえる…

「また、すぐに来てっ…
 ビアノの音がしてたら…
 わたしは…ここに…居るからぁ……」

 そう…

 聞こえた…

 そして僕は、家まで一気に走って行く…

 パンツの中が…

 気持ち悪かった…

 だけど…

 気持ち良かった…




/209ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ