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第1章 エリーゼのために…

　82

「はぁぁ、あおいさぁん…」

「はぁぁ、しゅん、舐めてぇ、しゃぶってぇ…」
　僕は顔を股間に寄せ、今にもストッキングを破いてしまうのではないのかというくらいに、猛り勃っている葵さんの綺麗なペニスを唇に、ストッキングの上から含んでいく。

「はぁん、や、んん」
　葵さんはビクンと震えてくる。

　そしてたっぷりの唾液を垂らし、その股間を濡らしていくと、ストッキングのナイロン繊維がまるでペニスを包み込むかの様に濡れて緩んできて…
　それをいつものフェラの様にしゃぶった。

「はぁぁ、や、い、や、か、感じるぅ、や、ん、し、しゅ、しゅんん…」

　ジュルル、チュパ、ジュル…

　ストッキングのナイロン繊維を通して、ペニスの熱さと脈動が唇と舌先に伝わってくる。

　そして…
　舐めていても、しゃぶっていても、僕自身も感じ、昂ぶり、疼いてきていた。

　あぁ、葵さん、あおいさん、大好き、愛してます…
　僕はしゃぶりながら心で叫ぶ。

　すると…

「あぁん、しゅん、しゅん、わたしも大好きぃ、愛してるわぁぁ…」
　と、そう激しく喘ぎ…

「あぁん、や、だ、あぁぁ…」
　全身を激しく震わせ、腰を反り返らせて…

　なんと…
　射精をしてしまったのだ。

「はぁ、っくうぅぅぅ……」
　ストッキングのナイロン繊維を通して葵さんが噴き出した精子がジワリと滲み出てくる。

「はぁ、はぁ、はぁぁぁ…」

　そして葵さんは吐息を漏らしながら、僕にしがみ付き…

「はぁぁ、駿、しゅん…」
　そう囁きながらキスをしてきた。

「あ、あおいさん…」

「あぁ、しゅん、気持ちよかったわ」

　快感の余韻に浸りながらそう囁き…
　そして再びキスをしながらしがみ付いてきて、ストッキング脚を僕の脚に、つまりストッキング脚に絡めてくる。

　うあぁ…

　そのお互いにストッキングを穿いている脚同士の絡まる感触が…

　快感なんだ…

「あぁ、しゅん、すごぉい、また勃ってきたよ」

　そう、すごく気持ちよくて、快感なんだ…

「あ、だって、気持ちよくてぇ…」

「うん、わたしも気持ちいいわ」
　葵さんはそう囁き、更にストッキング脚を絡め、擦り、そして膝でグイグイと僕の股間に押し付けてきたのだ。

「あ、ん、んん」

「今度はしゅんの番ね…」

「え…あ…う、うぅ…」