この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
花狂い
第14章 遥と恵
山辺が

「それなら 私が縁結びだ」と話し始めた

「遥の部屋で絵を見た時 鳥肌が出て 車に積んだ時、
 展示しないで 自分の物にしたいと 何度思ったか」

「 展示して 売れ残ったら 絶対買おうと思っていた」

「値段を考えている時、売れ残って買うなら安い方が良いけど?
 その値段だと 直ぐ売れるなと考えていて」

「こいつが 全部買っちまった」とジャックを指さし笑い声が店に響いた
遥があの絵ねと語りだした

「1224-AからE達 朝起きたら部屋が騒がしかったの」

「何で話して呉れなかったの
 あの子達口々に騒ぐの、私嬉しくて泣いたの」

「静かだった部屋が あの子達の声で一杯で」

「それでね 御免って言って、私キャンバス出したら」

「足りないって言われて 結局5枚用意して始めたの」

「私必ず黄色を下に塗るの 描き初めた最初から必ず下地は黄色なの、
 初めにレッドディープが次がコバルトグリーンでマリンブルーが乗ったの、
 私シンクホワイト塗りたくて手に取ったら・・・」

「ホワイトが泣き出して 怖いって言うのよ」
 
「私も他の子達も大丈夫、って言うのにあの子怖い怖いっていうの」
 
「私ナイフに少し乗せたの それでも怖がってた」

「私キャンバスの真ん中にそっと置いて、思いっきり降ろしたの」
 
「そうしたらホワイト、嬉しそうにはしゃいで,ほんとだって」

「皆がやったねって はしゃいで」 覚えてるあの日の事

「 だから忘れない 1224達の事 」 山辺が

「 題名は付けないの?」と聞くと、

「 他の人に任せる 」と遥はビールを空けた、

高島が俺の
「 ナンバー着いてない 」と言うと遥が笑いながら

「あれ失敗作」と答え、山辺とジャックが怪訝な顔をした
恵と遥が絵の出来た、出来事を話して ジャックと山辺は
ジョッキを抱えながら笑いだした

「あの服高かったの」と思い出す様に恵が話すと 

遥が手を合わせ

「時効」と言った途端 席に笑いが充満し、

恵が課長の絵私題名付ける、遥と顔を見合わせながら

「 酔っ払い !!」

言ったとたん、席は、大爆笑に成った
/152ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ