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花狂い
第15章 白壁夫人
道中 山辺が田処の奥様に 遥の絵を何枚か見せてると話 
居酒屋での 遥の話に笑い転げていた

別荘に着き車を降りると高島は、後ろのドアを開け
奥様を玄関まで案内する、
高島の手が夫人の背に触れ、
夫人は体を一瞬、固まらせて
歩き出した

部屋に入ると 山辺と光代が山辺の持参した絵を並べ、
話をしている処だった
高島が白壁の奥様を案内して 夫人も光代と一緒に絵を見て、
山辺に他にも有るかと尋ね 一度見たいと話しかけ、

高島は台所で、紅茶とクッキーを皿に乗せ用意を始め、
白壁夫人と光代のカップに 山辺から預かった媚薬を垂らし、
用意が出来たと、皆に声を掛けリビングのソファーに座った、
山辺と光代が一緒に座り 高島は、床に

白壁夫人は、光代の前に一人座り紅茶を飲み、
山辺が遥との居酒屋の話を始め
一同笑いながら時間が過ぎて行く、
山辺は、時折白壁夫人の様子を
見ながら皆を笑わせ、

夫人の顔に赤みが射し始め、腰が微かに動くのを見ると

光代を 抱き寄せた、・・・・
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