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花狂い
第16章 水野
前に座ると 水野が頭を下げ、

「色々 お世話に成りました」

高島が見ると頷いて
「田舎の母が年齢的に弱り、この間転んで骨折してしまい、
 今近くの妹が見て居て、妹の子供が小さいので、
 私、家に帰って母を見ようと思いまして」と話してきた、

「 長い間 お疲れ様 」話を切ろうとすると

「お願いが 有るのですが」と切り出して来た、

高島は身構えた、水野の頼みは想像がつく、
後ろに加藤と久保山の影が有り
最悪の状況を想像していた

「 加藤さんを 辞めさせて欲しいのです」
高島は驚いて顔を見た
真剣な眼差しで高島を見つめ

「あの人、私がお店に配属に成った頃から 子分扱いして
 次の年から 私から借りるねと言って 毎月2万から3万貸していました、
 手帳に付けていて もう500万位に成って居るんです」
 
「私独身ですし 趣味も無いから貯金は、してます」

「この間 加藤さんに帰して欲しいって言ったら 昔のは、
 時効だって 相手してくれなくて、先月と先々月は、
 お給料の 半分取られました」

「パチンコ代無いから貸せ この間温泉行ったのを
 何度も言って お金を取ろうとするんです」、

「地階の倉庫から お酒取って来て売れと言うんです、
 私、犯罪は、嫌だって断ったら無視し始めて」、
 
「私に逆らったら お店で働けないよって脅して来て
 母の事が無ければ、きっと聞いてたと思います」
と話し、

高島は、黙って聞いていた
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