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花狂い
第3章 恵
恵が体を離して 自分の股間を綺麗にすると
高島の股間に 顔を伏せ高島の物を含み始めた
力ない肉桂を含み 舌先で亀頭を舐め
尿道に残った精を 飲み込む様に吸い
舌の動きが止み 口を離すと
恵は高島の腕に頭を乗せ 顔を見ながら微笑んだ
高島が腕の力を入れると 高島に抱き着き
裸の足を絡ませてきた
腰に柔毛が感じられ 恵は高島の胸に顔を乗せ
心音を聞くように顔を押し付け 静かな時間が流れた
気が付くと胸の上で 恵は軽い寝息を立てていた
高島は恵を抱きながら目を閉じ
恵の動く気配に目を開けると
恵が高島の腕に頭を乗せ
「 眠った見たい 」
と高島を見て
「 早くお店に来てくださいね 」
と言うのを聞き
「 阿佐ヶ谷さんと話したいしな 」
と高島が言うと
「 阿佐ヶ谷さん ご存じなのですか? 」
と怪訝そうに 顔を見てくる
「 阿佐ヶ谷さん 有名なテーラーだよ 」
高島が教えると
「 知らなかったパートのおじさんなのに
随分年な人居るな」
と思ってたと
恵が 何か考えながら呟いた
窓の曇りガラスが オレンジ色を濃くし始め
恵が立ち上がり シーツを取り込み
寝室を整え 台所に立ち料理を始め
シャツの下に覗く お尻を見ながらビールを飲んでいると
料理がテーブルに並ぶ
小鉢に 煮物と サラダ 炒め物と盛りだくさんに
食べきれないと 高島が言うと
「 沢山食べて 治して下さいね 」
と恵は目を輝かせ 高島の食べるのを見つめていた
食事が終わると 恵は寂しそうに帰りますと
高島に舌を絡ませ 高島が胸に当てた手を離し
帰って行った