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はい。もしもし、こちら、夫婦円満本舗です。
第5章 『未亡人の奥様の白鳥様』
『あの…、父は、茂木純二は…
もうこの世には居ませんが。
白鳥さんが、息子の僕でも…良ければ…、
その…先程の白鳥さんのお話…、
お相手…させて頂きますけど…?』
その申し出は…美幸にとっては、
渡りに船ではあったが。
こんなおばさんが相手じゃ…、
仁くんは若いんだし嫌でしょ?と
そうかなり申し訳なさそうに言って来て。
僕は…AV男優の経験もあるし、
所謂熟女物にも出演した経験があったのもあるし。
あの…女性関連が…かなりルーズだった
百戦錬磨どころか、二百戦にも
五百戦にも錬磨だった僕の父親が…、
2回目のベッドを共にする事が出来ず。
酒を飲んで愚痴をこぼすほどの…良い女なのなら。
抱いてみたい…と…純粋に思ったのもあるし。
親父が…その後、何回も口説こうとしても
乗って来なかった身持ちが固い美幸さんが…。
自分から親父を尋ねて来る程に、
追い詰められて居るなら…と。
美幸さんの話を聞いて、
そう…自分から提案してしまっていた。
その時は、僕は30で
美幸さんは41だったが…。
ありか無しかと…言われれば…
僕的には美幸さんは、普通にありだったので。
何の因果…なのか…分からないが…。
自分の父親が…、美幸さんだけでなく
数多の女性達を連れ込んでいた、
あの事務所のヤリ部屋で、
美幸さんの事を抱いた。