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第5章 『未亡人の奥様の白鳥様』

ふらふらになってしまっていたのを、

スーパーの店長である５０代のバツ１男性が。

それはそれは親切に、酔ってしまったのは

自分が飲ませすぎたからと

酔った美幸の世話をしてくれていたのだが。


その…５０代の男性は…、

以前は同系列の別店舗のスーパーで働いていて。

そこの既婚者のパート女性数名と不倫関係にあって。

店のロッカーや事務所で、

淫らな行為に及んでいたらしく。

３駅向こう側のスーパーから

こっちの店舗へ異動になったらしい。


美幸の勤めているスーパーには、２０代や３０代の

若い女性のパートさんや正社員も居るが。

２０代の女性職員は結婚を考えている彼氏が居て。

３０代の女性職員は、既に別の男性職員と交際中で。

別の、３０代の女性職員は…

スーパーのお偉いさんの奥さんで。

言わば…この５０代の新店長が悪さをしないかと

常に目を光らせて監視をしているのだそうだ。


既婚女性に…手を出さない様に

見張られている状況で。

その…５０代の…元気なオッサンは…、

未亡人で彼氏が居ない美幸さんなら

そのお偉いさんの奥さんも…咎める理由が無いからと。


何かにつけては美幸さんに、

しつこく言い寄って来て居たのだそうだ。