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はい。もしもし、こちら、夫婦円満本舗です。
第24章 『成田景子の夫からの依頼』
そのキスに応じる様にして
景子が1人1人にぎゅっと
順番にハグをして頬にキスをして行く。
「いってらっしゃい、3人ともまた
いつでも遊びに来てね、待ってるわ」
仁はそのお別れの様子を、
海外の空港とか駅の
お見送りのシーンみたいだなと…
考えながら見守っていて。
3人が帰ってしまったので
広いマンションの部屋の中は、
僕と景子さんのふたりだけになる。
景子さんは…さっきの3人との
4Pプレイで満足した様で
そのままの恰好でウトウトと
寝てしまったみたいだった。
僕は景子さんのご主人から
依頼を受けている手前
このまま帰る訳にはいかないので
景子さんが目を醒ますまで、
そのまま待たせて貰う事にした。
コンシェルジュの人から、
丁度電話がかかって来て、
僕が前もって注文してた
ネットスーパーの食材が届きましたと、
わざわざ最上階の玄関まで持って来てくれて。
景子さんが寝てる間にキッチンを
お借りして、オムライスと
スープとサラダを用意して置いた。
オムライスは…玉子は景子さんが
目を醒ましてからオムレツを作って
乗せるつもりにしてたから
まだオムライスじゃなくて
チキンライスの状態だ。