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  OLのストッキング3  (隣の男の子)
第11章 隣の男の子 6
 8 しんちゃん

「もしかして…
 キスも初めて……なの?」
 悠里さんはそう訊いてきた。

「あ…は、はい…」

 そう、初めてである…

 いや…

 だって…
 今まで彼女さえ出来た事がないのだから。

 僕は…
 この高校三年生まで、決してモテなかった訳ではない。

 中学二年生の時にはちゃんと同級生の彼女が出来て、中学三年生の秋まで交換日記等をし、映画や遊園地等のデートも数回経験したのではあるが…
 なんにせよ、幼かったのだと思うし、手を繋ぐのが精一杯であったのだ。

 そして高校は男子校であった…
 その時点で、僕には全く女子との縁は切れてしまったのである。

 だからせいぜい、通学時の電車内で見掛ける女子に、OLさんに憧れを抱きながら…
 そして、たまに見掛けていた隣のお姉さんである悠里さんに、憧れ、想い、想像し、挙げ句はストッキングを盗み、毎晩の様に自ら慰めてきていたのだ。
 
 だから…

 なにもかもが…

 キスでさえ…

 全てが初めてであるのだ。


「あ、あらぁ…しんちゃんて…
 本当にかわいいのね…」

 一瞬…
 キスでさえしたことがないのかと嫌われてしまうかとヒヤリとしたのだが…
 そんな優しい言葉を言ってくれた。

 そして…

 キスどころか…

 初体験を…

 童貞までを…

 セックスをもしてくれるという…

 正に天使…

 いや、女神だ…



「じゃあさぁ…
 まずはさぁ、キスからじっくりとしていこうか?」

 正に女神の囁きである…

「え…あ、は、はい…」

「うわぁ、なんか、ドキドキしちゃうなぁ…」

 いや、ドキドキなのは僕の方だ…

「わたしもさぁ、ここ最近、ううんとねぇ、あ、三ヶ月以上…してないからさぁ、なんかぁ…」

 すっごく、ドキドキしてるのぉ…

「は、はい…」

「それに、しんちゃんかわいいからさぁ…」


 夢の様な時間が始まる…






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