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  OLのストッキング3  (隣の男の子)
第2章 隣のお姉さん
 隣のお姉さん…③

「あっ…」

 すると…

「で、伝線…して…る…」
 
 無意識に…

 そう、呟いてしまった…

 目の前に立つ、隣の綺麗なお姉さんのストッキング脚のふくらはぎ辺りに…
 一本の伝線のスジが走っていたのである。


「え、あ、ホント、やだわ…」

 そんな僕の呟きにお姉さんは反射的に反応し、後ろを向き、ふくらはぎ辺りを見た…

 
 チン…

 そのタイミングでエレベーターが到着し、ドアゆっくりと開く。


「ね、ねぇ…」
 
 そしてエレベーターから出るとお姉さんが僕に、声を掛けてきた…

「は、はい…」

 すると…

「あげようか」

 うぁ…

「え…」

 まさかの…

「この、伝線したストッキングをあげようか…」

 なんと、そう言ってきたのである…

「ねぇ、欲しい…んでしょう?」

 そう言ってくるお姉さんの目は…

 妖しい輝きを放ってきた…


 え、あ、ま、まさか…

 そう…

 まさかである…

『この、伝線したストッキングをあげようか…』

『ねぇ、欲しい…んでしょう?…』

 その言葉が脳裏を激しく駆け巡ってきた…

 
「あ…は、はい…」

 僕は無意識にそう返事する…

 まさかの言葉…

 まさかの問いかけであった…



 既に、夏は終わり…

 もう秋なのだが…

 真夏のような…

 熱い夜が始まる予感がして…

 ドキドキドキドキドキ…

 心が激しく…

 疼き…

 昂ぶってきていた…






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