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第6章 陽子
陽子は立ちあがると そのまま 玄関から 
強い雨の中を飛び出していた
強い雨に打たれながら 歩き続け 
当ても無く歩き  涙を流し続けて居た

・・・死にたい・・消えたい・・・何処かに・・どこかに・・・

信号も気にせづ 道路を渡った時に

キッ  キツキキーーーー!!

体の前で白い車が止まり 男が降りて来て 声を掛けて来た

・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・


陽子が気が付いた時は 走る車内で首に白いタオルを掛けられ
初めて 男が話しかけていることに気が付いた

・・・何処へ 向かいます・・・
少し細身の男性が 強い雨の前方を見ながら聞いて来る

・・・何処でも 良いです・・・

陽子は何も 考えられなかった
信号で止まった時 男性は全身濡れた陽子の姿を見て 黙って前を向き
車を走らせ始めた 気が付くと 高速に乗り 車は走り続け
車中 男性が携帯で何かを話すのが聞こえたが 
会話は耳の中へは入って来ない
高速を降り 1時間ほど走って 車を平屋の建物の脇に止め 
陽子に降りる様に 促して来た 陽子が平屋の屋根の下に佇むと
玄関のガラス戸が開き 40後半だろうか ふくよかな女性が出て来て 

・・・濡れてるわね どうぞ・・・

陽子の手を引き 建物の中へ入って 
初めて 此処が旅館だと陽子は気が付いた

・・・さあ いらっしゃい・・・

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