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ブルマー狩りの季節
第7章 柿谷早苗のブルマー【遊戯・二】
私は――乳首の周囲への愛撫を続けながら――沈黙を保つ早苗の耳元で、いささか意図的に声色を意地悪くして、淡々と囁いた。

「どうやら早苗は、焦らされるのがよほど好きみたいだな?……でも、焦らされるのが好きだなんて、早苗は“マゾ”なんだな……?」

すると早苗は――間の抜けた表情はそのままに無言で――小さく首を横に振った。

どうやら自分が“マゾ”であることを否定したつもりらしかった。

しかしここに至って、私は――根が真面目で、また他人への思い遣りにも早苗の性分も考慮した上で――早苗が“マゾ”であることに、確信を得ていた。

また証明する自信もあって、私は早速それに取り掛かった。

私はまず、今の一連の行為が早苗自身ではなく、早苗のクラスメイトの為に行われていることを、改めて早苗に思い起こさせた。

「早苗、お前はクラスメイトのブルマーの写真を先生から譲り受ける為に、今とっても恥ずかしい思いをしている……そしてこれからクラスメイトの名誉と尊厳の為に、先生に“処女”を捧げる……言ってみれば、“自己犠牲”だ……」

次に私は、早苗が自己を犠牲にすることに、一角の快感を得ていることを証明してみせた。

「しかしその一方で、お前は乳首を勃起させている……恥ずかしいにも拘らず、また不本意にも拘らず、お前の乳首はビンビンに勃起している……つまりお前は、自己を犠牲にすることに、喜びを感じているんだ……」

然る後、私はQ.E.D――“証明終了”に至った。

「“自己犠牲”に喜びを感じるのは、“マゾ”の典型的な特徴だ……」

こうして、早苗を“マゾ”と断定した後、私は早苗に対する中傷を進めた。

私は――依然として人差指の先で、早苗の乳首を周囲から撫でながら――早苗に尋ねた。

「早苗は“マゾ”なんだから、ブルマー穿くの、好きだろう……?」

当然のことながら、早苗はそこでも小さく首を振った――ものの、私はやはりそれを無視した上で、一方的な会話を推し進めた。

「女子は皆、ブルマーを穿くのを嫌がる……言うまでもなく、恥ずかしいからだ……でも“マゾ”は、恥ずかしいことが大好きだ……だからこそ“マゾ”はブルマーを穿いて喜ぶ……早苗だってそうだろう?」

きっとそこでも、早苗は否定しようとした筈だ――しかし私は、早苗に首を振る隙も与えず、半ば強引に話題を件の『三つの選択肢』に戻した。

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