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ママになった郁姉と…
第2章 浮気じゃないよ…
少しするとお姉はリビングに戻りソファの前に正座した。何事かと思い、オレもつられてソファを下りて正座した。
「悠、あらためて…ご就職内定、おめでとうございます」
「うん…ありがとうございます」
「これ…」
「なに?」
お姉の手に封筒が握られていた。それを正座しながらオレに差し出した。封筒には『お祝い』と書かれてあった。
「就職祝い…少ないけど」
「…ありがとう、お姉」
本当にオレは嬉しかった。そしてお姉とずっと話していたことを今日、実行しようと決めた。
「お姉、ちょっと待って」
オレは立ち上がると持って来たリュックから紙袋を取り出した。そしてもう一度正座するとそれをお姉の前に差し出した。
「なーに…?」
「お姉…結婚して欲しい」
お姉、ちょっとはにかんだ顔でオレを見た。紙袋にはウェディング専門店と書かれていた。
「うん!悠、開けていいの?」
はにかんだ顔が笑顔になり、お姉は紙袋を開けた。そこに花嫁の被るレースのベールがあった。お姉はすぐに手に取ると、自分の頭に被せた。
「嬉しい!…ねえ、似合う?」
笑顔のままお姉がはしゃいだ口調でオレに声をかけた。その姿を見てオレもすごく嬉しくなった。
「じゃあ、リハーサルしよっ!」
「お姉とオレの結婚式?」
「そう、今夜!」
そしてオレたちは式のリハーサルを始めた。とは言っても誓いの言葉を述べ、指輪を交換するだけの簡単なものにする予定だ。なぜならもう、オレとお姉の気持ちは既に夫婦だから…。
「立会人は当然、お兄にしてもらうね…」
「…うん、わかった」
「そして結婚式は…みんな裸でしよっ」
そう言うとお姉はオレに抱きついた。そして二度目リハーサルのため、お姉は裸になった。
「悠、あらためて…ご就職内定、おめでとうございます」
「うん…ありがとうございます」
「これ…」
「なに?」
お姉の手に封筒が握られていた。それを正座しながらオレに差し出した。封筒には『お祝い』と書かれてあった。
「就職祝い…少ないけど」
「…ありがとう、お姉」
本当にオレは嬉しかった。そしてお姉とずっと話していたことを今日、実行しようと決めた。
「お姉、ちょっと待って」
オレは立ち上がると持って来たリュックから紙袋を取り出した。そしてもう一度正座するとそれをお姉の前に差し出した。
「なーに…?」
「お姉…結婚して欲しい」
お姉、ちょっとはにかんだ顔でオレを見た。紙袋にはウェディング専門店と書かれていた。
「うん!悠、開けていいの?」
はにかんだ顔が笑顔になり、お姉は紙袋を開けた。そこに花嫁の被るレースのベールがあった。お姉はすぐに手に取ると、自分の頭に被せた。
「嬉しい!…ねえ、似合う?」
笑顔のままお姉がはしゃいだ口調でオレに声をかけた。その姿を見てオレもすごく嬉しくなった。
「じゃあ、リハーサルしよっ!」
「お姉とオレの結婚式?」
「そう、今夜!」
そしてオレたちは式のリハーサルを始めた。とは言っても誓いの言葉を述べ、指輪を交換するだけの簡単なものにする予定だ。なぜならもう、オレとお姉の気持ちは既に夫婦だから…。
「立会人は当然、お兄にしてもらうね…」
「…うん、わかった」
「そして結婚式は…みんな裸でしよっ」
そう言うとお姉はオレに抱きついた。そして二度目リハーサルのため、お姉は裸になった。