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ママになった郁姉と…
第2章 浮気じゃないよ…
「手伝うよ、お姉…」
オレはヨウの寝顔を見ながら、思わずこれまでを思い出していた。そしてこれからが人生の本番だと思い直し、キッチンのお姉の横に立った。白いミニのワンピースにブルーのエプロンを着けたお姉が顔を上げて微笑んだ。壁の時計は午後2時を過ぎていた。
「じゃあ、洗濯物をお願いね」
「うん、わかった」
お姉が背伸びしてキスしてくれた。オレも背を屈めてキスに応えると、ベランダに干した洗濯物を取り込んだ。お兄さんとお姉、そしてヨウの洗濯物を分けるとオレは畳み始めた。まずロンパースや肌着、タオルなどたくさんあるヨウの洗濯物を畳んだ。そしてお兄さんのワイシャツは脇に寄せ下着とパジャマ、靴下を畳んだ。最後に残ったお姉のパジャマ、黒いTバッグと黒いブラジャー、黒いスケスケのキャミソールを畳んだ。
オレはアイロンを取り出すとお兄さんのワイシャツのしわを丁寧に延ばした。お兄さんは今、どう思っているんだろう。アイロンをかけながらオレは思った。お姉とオレがこんな関係になったのは、寝取られ願望のあるお兄さんのせいもあった。だからオレはある意味、巻き込まれたのかも知れない。今はまだ就職が決まったばかりだが、いつかはお姉とヨウをちゃんと幸せにできる男になりたい。オレはそう思いながらお兄さんのワイシャツに丁寧にアイロンをかけた。
「ありがとう、悠」
夕飯の下ごしらえが終わったお姉が洗濯物を取りにきた。そしてたくさんあるヨウの洗濯物をリビングに置いた小さなクローゼットに仕舞うと、残ったお姉とお兄さんの洗濯物を持って寝室に戻っていった。オレはぼんやりとお姉の後ろ姿を見つめ、ソファに腰をかけた。そう、これは浮気じゃない…オレは自分で自分に言い聞かせた。
オレはヨウの寝顔を見ながら、思わずこれまでを思い出していた。そしてこれからが人生の本番だと思い直し、キッチンのお姉の横に立った。白いミニのワンピースにブルーのエプロンを着けたお姉が顔を上げて微笑んだ。壁の時計は午後2時を過ぎていた。
「じゃあ、洗濯物をお願いね」
「うん、わかった」
お姉が背伸びしてキスしてくれた。オレも背を屈めてキスに応えると、ベランダに干した洗濯物を取り込んだ。お兄さんとお姉、そしてヨウの洗濯物を分けるとオレは畳み始めた。まずロンパースや肌着、タオルなどたくさんあるヨウの洗濯物を畳んだ。そしてお兄さんのワイシャツは脇に寄せ下着とパジャマ、靴下を畳んだ。最後に残ったお姉のパジャマ、黒いTバッグと黒いブラジャー、黒いスケスケのキャミソールを畳んだ。
オレはアイロンを取り出すとお兄さんのワイシャツのしわを丁寧に延ばした。お兄さんは今、どう思っているんだろう。アイロンをかけながらオレは思った。お姉とオレがこんな関係になったのは、寝取られ願望のあるお兄さんのせいもあった。だからオレはある意味、巻き込まれたのかも知れない。今はまだ就職が決まったばかりだが、いつかはお姉とヨウをちゃんと幸せにできる男になりたい。オレはそう思いながらお兄さんのワイシャツに丁寧にアイロンをかけた。
「ありがとう、悠」
夕飯の下ごしらえが終わったお姉が洗濯物を取りにきた。そしてたくさんあるヨウの洗濯物をリビングに置いた小さなクローゼットに仕舞うと、残ったお姉とお兄さんの洗濯物を持って寝室に戻っていった。オレはぼんやりとお姉の後ろ姿を見つめ、ソファに腰をかけた。そう、これは浮気じゃない…オレは自分で自分に言い聞かせた。