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背徳のキス
第3章 2話目




疾風怒濤の如く、全長1500kmの巨大海竜が魔界の海を横断していく。
濁流と化した荒海の中心部は、大きな渦潮が発生しており、まるで大型台風が上陸した時のようだ。数分前まで静寂に包まれていた穏やかな海とはとても思えない。
既にレヴァイアタンが発生させた海流に巻き込まれ、三半規管をめちゃくちゃにされた挙句、失神している魚も多数居る。可哀想に。

続いて、荒れ狂う海の水面から全長1000kmの巨大白蛇ラハブが顔を出した。その目は怒りに満ちていた。


「ええ加減にせい!!今何時じゃと思っておる!?眠れんわ!!」


ラハブの怒号が轟く。安眠を妨害されて不機嫌MAXって感じだ。めちゃくちゃキレている。
だが、彼の激しい怒声も平常心を完全に失ったレヴァイアタンには届かなかったらしい。彼は天を仰ぐと、火炎を吐き出した。紅蓮の炎が怒涛のように天高く噴き上げ、大量の火の粉が魔海に降り注ぐ。


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